...そして野蛮なるものはない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...野蛮なことが行われたのだろうか...
石川欣一 「比島投降記」
...野蛮な喚き、そして愚痴...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...ある野蛮な民族の慣習はわれわれが真似て多分利益があるであろう...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...なぜ地球上にこういう野蛮な存在を許しておくか? これはじつに西班牙(スペイン)一国内の問題ではない...
谷譲次 「踊る地平線」
...ある野蛮な民衆のところへ行って...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...老人、青年、禿頭(はげあたま)、半白の髯(ひげ)、皮肉な異様な相貌(そうぼう)、荒々しいあきらめの顔、野蛮な口つき、常規を逸した態度、庇帽(ひさしぼう)をかぶった顔つき、顳(こめかみ)の上に縮れ毛のある若い娘の頭らしいもの、子供らしいのでかえって恐ろしい顔つき、ようやく命を保ってるだけの骸骨(がいこつ)のようなやせた顔...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...われこれを以て野蛮なる哉(かな)や没趣味なる哉やと嘆息するも誠はわが虚弱の妬(ねた)みに過ぎず...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...野蛮な闘争本能を制し得ない者が潜んでいて...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...母や清親などゝ野蛮な争ひをした揚句...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...私から享楽派の悪影響を享けて半年前とは全く見違へる程の野蛮なモダーンガールになつてしまつたといふ専らの噂だつた...
牧野信一 「競馬の日」
...ハツハツと野蛮な息を吹きかけながら熱い飯を頬張つたり...
牧野信一 「眠い一日」
...封建的な野蛮な行為である...
三浦環 「お蝶夫人」
...彼に怒鳴りつけたいような野蛮な衝動を感じさせた...
宮本百合子 「或る日」
...そして野蛮な意見におちる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...奇怪な俗説や野蛮な風習や信仰の数々が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々は或る野蛮な国民を真似して...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...野蛮な憤懣(ふんまん)をぶちまけた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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