...熊野牛のステーキが美味しかった...
...それは草原地の野牛(バイスン)にあっては...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...同様に肉屋は草原(プレーリー)の草から野牛(バイスン)の舌を掻き取り...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...これを粉砕せずんば止まざる底(てい)の充分な野牛だましいを植えつけ...
谷譲次 「踊る地平線」
...「野牛のむれが、アメリカの大草原を走ると地面がふるえるもんだから、野生の馬がびっくりして、はねまわったり、いなないたりするんだよ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「少年たち」
...七月同じく薩州宝島に上陸し、野牛を奪い去る...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...猛牛に次ぐに野牛...
中里介山 「大菩薩峠」
...でも、最初のように、いきなり、ぶっつかることはなく、一応は礼儀をして、一本お稽古を願う態度を示したはいいが、その後のぶっつかり方は、相変らず乱暴極まるもので、頭から力ずくで、このこざかしい若武者をやっつけろ、という意気組み丸出しでかかって来るから、兵馬はおかしくもあり、それが一層こなし易(やす)くもあり、猛牛も、野牛も、野犬も、野あらしも、薪割りも、見る間にヘトヘトにしてしまい、入りかわり立ちかわり、瞬く間に三十人ばかりをこなしたが、こなす兵馬が疲れないで、入りかわり立ちかわり連がかえって、道具をつける時間を失い、あわてて兵馬に暫時の休戦を乞うの有様でしたから、兵馬は居合腰になって竹刀を立てたまま、暫く休息していました...
中里介山 「大菩薩峠」
...野牛が突進して來たのではないかと上を見上げ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...行方なく逆毛(さかげ)の野牛を放つては...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...私はアメリカの大草原(プレアリー)における野牛の大群の咆哮のようなだんだんと高まってゆく騒々しい物音に気がついた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...野牛を生捕(いけどり)にして...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...野牛...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...古くは野牛と書き居る...
南方熊楠 「十二支考」
...尾に火をつけられた一団の野牛の群れが...
横光利一 「日輪」
...熊野牛王の誓紙をかわして...
吉川英治 「上杉謙信」
...熊野牛王(くまのごおう)の誓紙には...
吉川英治 「黒田如水」
...熊野牛王(くまのごおう)の誓紙にしたためて差出せい」これはいやだといえる筋あいのものではない...
吉川英治 「私本太平記」
...城の野牛門(やぎゅうもん)を目がけて...
吉川英治 「新書太閤記」
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