...言ひ草が野卑になる事を恐れて之を思ひきらう――現にゐるかも知れない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...執拗野卑なる賤民である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...併し自己と他人との矮小と野卑とに堪へざる點に於いては著者の意志も品性も文章もノーブルである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...この霊性の貧弱と野卑とが結婚制度に固有な要素である...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「結婚と恋愛」
...あの頃よりさらに荒(すさ)んで野卑な酒飲みになり...
太宰治 「人間失格」
...呆(あき)れて応答も出来ないような野卑な口をきいて毒づくのである...
近松秋江 「霜凍る宵」
...野卑でありながらまた同時に狡猾(こうかつ)で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...またすこぶる野卑(やひ)なる意味を含(ふく)ませることもある...
新渡戸稲造 「自警録」
...僕は今後の道徳は武士道にあらずして平民道にありと主張する所以は高尚なる士魂を捨てて野卑劣等なる町人百姓の心に堕ちよと絶叫するのではない...
新渡戸稲造 「平民道」
...自分の立場ばかりを野卑に賑はしく吹聴したといふ父の姿は...
牧野信一 「蔭ひなた」
...凡て技巧的で野卑を衒つたが...
牧野信一 「スプリングコート」
...幾分かオダワラ育ちの野卑の教養にもなるだらう...
牧野信一 「蝉」
...せめてウヰルソン教授の発音法を応用したならば、そんな失策もなかつたらうに、浮れたわたしの巻舌は、メリケン親爺の口真似になつて、聞くだに野卑で、滑稽なる亡霊の声に過ぎなかつた...
牧野信一 「幽霊の出る宮殿」
...「見ゆる限りは桜なりけり」などいえるも極めて拙(つたな)く野卑(やひ)なり...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...(各種を同時に用ゐたるもあり)その浅薄にして野卑なる...
正岡子規 「古池の句の弁」
...更に一層拙悪野卑な散文の横書きを以て詩歌の名を僭しているのです...
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」
...野卑なことばで急(せ)きたてた...
吉川英治 「三国志」
...一ノ二「莫迦ッ、そんな事が出来ねエのか、間抜けめ!」親方は、野卑な言葉で、そう呶鳴(どな)ると、手に持った革の鞭で、床をビシビシ撲りつけながら、黒吉(くろきち)を、グッと睨みつけるのだった...
蘭郁二郎 「夢鬼」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 女優の有村架純さん: 映画「マジカル・シークレット・ツアー」初の母役と密輸犯を演じる主演作に挑戦 👩👧
- バスケットボール選手の八村塁さん: シュート絶不調7本全て失敗し無得点に終わった。🏀
- バドミントン選手の渡辺勇大さん: バドミントン混合ダブルスの五輪メダリストが、スポンサーへの恩返しを理由に日本代表を辞退。 🏸
