...遭難した時には、野人のような生活を送ることが必要かもしれない...
...昔の物語で、山奥に住む野人が登場することがある...
...海外旅行で野人に出会ったときの対処法について知っておきたい...
...テレビ番組で野人の生態について紹介されていた...
...「野人」という言葉には、さまざまな意味があるので注意が必要だ...
...然り彼は飽く迄も木曾山間の野人也...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...あり触れた野人の風説に過ぎなかった...
泉鏡花 「婦系図」
...つまり幸太郎の田夫野人(でんぷやじん)ぶりをあたりにはばかって...
梅崎春生 「狂い凧」
...見るからの老野人が...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...私は柿を愛する、実よりも樹を、――あの武骨な枝、野人的な葉、そこには近代的なものはないが、それだけ日本的だ、日本的なもの以外には何物もない(もつとも近来だいぶ改良されてはゐるが)...
種田山頭火 「其中日記」
...一方田夫野人何事をか仕出来(しでか)さんと高(たか)を括(くく)って高圧的(こうあつてき)手段(しゅだん)に出た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...僅に政治家の外套を着けたる一個の野人のみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...野人籬落占二秋光一...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...野人だから芸者と貴婦人との区別が解らないんだ...
夏目漱石 「明暗」
...野人ブラームスとは別の世界に住む人で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...また無知のお蔭であのがさつな野人たちの一群の間に今なお残っているごくかすかな自然の面影を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まったく竜野人に連れられて海老原の家に行き...
柳田国男 「故郷七十年」
...インテリ臭のない野人そのまゝな風貌だね...
吉川英治 「折々の記」
...東郭(とうかく)の野人に会うため...
吉川英治 「三国志」
...礼を知らぬ野人か...
吉川英治 「三国志」
...そんな自覚は持った覚えもないような野人にまで...
吉川英治 「人間山水図巻」
...凡(ただ)の田夫野人(でんぷやじん)ではなかろう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...斉東の野人の語なり...
和辻哲郎 「孔子」
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