...遭難した時には、野人のような生活を送ることが必要かもしれない...
...昔の物語で、山奥に住む野人が登場することがある...
...海外旅行で野人に出会ったときの対処法について知っておきたい...
...テレビ番組で野人の生態について紹介されていた...
...「野人」という言葉には、さまざまな意味があるので注意が必要だ...
...然れども野人礼に嫻(なら)はず...
芥川龍之介 「文部省の仮名遣改定案について」
...野人で通す“マア・マア”居士私の社会党書記長は二十三年以来であるからもう九年になる...
日本経済新聞社 「私の履歴書」
...無知なる田夫野人(でんぶやじん)の口からさえ故事来歴を講釈せしむる事が珍らしくないが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...小生の如(ごと)き田舎生れの野人には全然その資格がない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その野人趣味を興ふかく思ふ...
種田山頭火 「行乞記」
...僅に政治家の外套を着けたる一個の野人のみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...野人だから芸者と貴婦人との区別が解らないんだ...
夏目漱石 「明暗」
......
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...野人禮にならはぬことにした...
室生犀星 「京洛日記」
...當時上流を平野人(πεδιακο※)と云つた...
森鴎外 「古い手帳から」
...最上家同様に永く徳川時代を野人として隠忍して来たこの矢代家の悲しみは...
横光利一 「旅愁」
...はた最も卑劣無作法なる野人(やじん)本位を以(もつ)て人の価値を最も粗悪に平均する処(ところ)なり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...造作はねえ」「はて文盲(もんもう)の野人は度しがたい者だ...
吉川英治 「剣難女難」
...ひとり野人正成だけに...
吉川英治 「私本太平記」
...信長は拝伏して、「野人信長、弓矢をとるの他(ほか)、能もございません...
吉川英治 「新書太閤記」
...そんな自覚は持った覚えもないような野人にまで...
吉川英治 「人間山水図巻」
...いわゆるお大名の仕草ともみえぬ野人ぶりであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一介の野人にすぎない武蔵とは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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