...遭難した時には、野人のような生活を送ることが必要かもしれない...
...昔の物語で、山奥に住む野人が登場することがある...
...海外旅行で野人に出会ったときの対処法について知っておきたい...
...テレビ番組で野人の生態について紹介されていた...
...「野人」という言葉には、さまざまな意味があるので注意が必要だ...
...)バプテズマのヨハネは彼の前には駱駝(らくだ)の毛衣(けごろも)や蝗(いなご)や野蜜に野人の面目を露(あらは)してゐる...
芥川龍之介 「続西方の人」
...一 清閑「乱山堆裡結茅蘆(らんざんたいりばうろをむすび)已共紅塵跡漸疎(すでにこうじんとともにあとやうやくそなり)莫問野人生計事(とふなかれやじんせいけいのこと)窓前流水枕前書(さうぜんのりうすゐちんぜんのしよ)」とは少時漢詩なるものを作らせられた時度たびお手本の役をつとめた李九齢(りきうれい)の七絶(しちぜつ)である...
芥川龍之介 「野人生計事」
...匹夫野人も屑(いさぎよ)しとしないような醜行陋体を...
伊藤左千夫 「家庭小言」
...私は柿を愛する、実よりも樹を、――あの武骨な枝、野人的な葉、そこには近代的なものはないが、それだけ日本的だ、日本的なもの以外には何物もない(もつとも近来だいぶ改良されてはゐるが)...
種田山頭火 「其中日記」
...媒妁は滅多に公会祝儀の席なぞに出た事のない本当の野人(やじん)である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...若い野人の傲慢(ごうまん)さをもって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...漫然と育った自然の野人なのです...
夏目漱石 「行人」
...神経未熟の野人か...
夏目漱石 「それから」
...野人だから芸者と貴婦人との区別が解らないんだ...
夏目漱石 「明暗」
...常識に基いた穏健な実着な思想といわんよりは寧(むし)ろローマンチックな奇抜な事を言い出したので田夫野人も趣味を以てこれに耳を傾け...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...野人ブラームスとは別の世界に住む人で...
野村胡堂 「楽聖物語」
...秦の穆公の馬を野人取り食いしも公怒らず...
南方熊楠 「十二支考」
...野人禮にならはぬことにした...
室生犀星 「京洛日記」
...また無知のお蔭であのがさつな野人たちの一群の間に今なお残っているごくかすかな自然の面影を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まったく竜野人に連れられて海老原の家に行き...
柳田国男 「故郷七十年」
...多くの平野人の法外な無識を反省してみても...
柳田国男 「山の人生」
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横瀬夜雨 「花守」
...いわゆるお大名の仕草ともみえぬ野人ぶりであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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