...遭難した時には、野人のような生活を送ることが必要かもしれない...
...昔の物語で、山奥に住む野人が登場することがある...
...海外旅行で野人に出会ったときの対処法について知っておきたい...
...テレビ番組で野人の生態について紹介されていた...
...「野人」という言葉には、さまざまな意味があるので注意が必要だ...
...然り彼は飽く迄も木曾山間の野人也...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...)バプテズマのヨハネは彼の前には駱駝(らくだ)の毛衣(けごろも)や蝗(いなご)や野蜜に野人の面目を露(あらは)してゐる...
芥川龍之介 「続西方の人」
...野人はよくよく私の性にあっているのだろう...
日本経済新聞社 「私の履歴書」
...つまり幸太郎の田夫野人(でんぷやじん)ぶりをあたりにはばかって...
梅崎春生 「狂い凧」
...ドングリ翁)“早春日記”“松山散策ところ/″\”“野人断想”二月廿日雨――曇...
種田山頭火 「松山日記」
...惟ふに是れ或は齊東野人の説たるに過ぎざるべきも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...夜の大空の野に煌(きら)めく畝(うね)をつける星辰(せいしん)――眼に見えぬ野人の手に扱われる銀の鋤(すき)――その平和を汝はもっている...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「アルジャン公爵やピロンやホッブスやネージョン氏など決して野人(やじん)ではないです...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...転じて自由党に参加して野人(やじん)となり...
長谷川時雨 「議事堂炎上」
...運河の支脈は村落の中を縱横に貫きて野人の家を繞ぐり...
原勝郎 「貢院の春」
...さて野人の女が優種の男に幸せられんと望むは常時で...
南方熊楠 「十二支考」
...これも津和野人の正直な處だと云つて好からう...
森林太郎 「混沌」
...勝たんとしつる者は内なる野人の心を恥ぢ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...造作はねえ」「はて文盲(もんもう)の野人は度しがたい者だ...
吉川英治 「剣難女難」
...ひとり野人正成だけに...
吉川英治 「私本太平記」
...野人礼をしらずといえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...野人義仲と、中央の公卿グループとは、ちょうど、中華大陸史における北夷と漢人の関係によく似ている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...前者を斉東野人の語として排斥し...
和辻哲郎 「孔子」
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