...遭難した時には、野人のような生活を送ることが必要かもしれない...
...昔の物語で、山奥に住む野人が登場することがある...
...海外旅行で野人に出会ったときの対処法について知っておきたい...
...テレビ番組で野人の生態について紹介されていた...
...「野人」という言葉には、さまざまな意味があるので注意が必要だ...
...一 清閑「乱山堆裡結茅蘆(らんざんたいりばうろをむすび)已共紅塵跡漸疎(すでにこうじんとともにあとやうやくそなり)莫問野人生計事(とふなかれやじんせいけいのこと)窓前流水枕前書(さうぜんのりうすゐちんぜんのしよ)」とは少時漢詩なるものを作らせられた時度たびお手本の役をつとめた李九齢(りきうれい)の七絶(しちぜつ)である...
芥川龍之介 「野人生計事」
...永らく野人の手にかけました品ゆゑ……」「作柄がつたないとは...
薄田泣菫 「小壺狩」
...私も今夜はとりわけ野人の本領を発揮して...
種田山頭火 「松山日記」
...僅に政治家の外套を着けたる一個の野人のみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...神経未熟(みじゆく)の野人か...
夏目漱石 「それから」
...君は貴婦人に対する礼義を心得ない野人として僕を叱ったんだろう...
夏目漱石 「明暗」
...よろしい僕は野人だ...
夏目漱石 「明暗」
...日本でも熊野人は以前黐で猴を捕えたと伝え...
南方熊楠 「十二支考」
...野人浪上玉京城...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...この点においてわれわれはまだまったく野人であって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...哲人と野人が住む両極の地方には...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...野人葬とすればよかったかも知れないね...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...はた最も卑劣無作法なる野人(やじん)本位を以(もつ)て人の価値を最も粗悪に平均する処(ところ)なり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...天下の武家みな野人だ...
吉川英治 「私本太平記」
...武蔵野人種のあいだには...
吉川英治 「平の将門」
...野人そのものだった...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...野人の武蔵は、光悦に倣(なら)って畏(かしこ)まっていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一介の牢人の身には、障(さわ)る所もござりませぬが、藩政に御関与なさるる長岡様、岩間様には、寸毫(すんごう)でも、左様な疑いを領民に抱かせてはなりませぬ」「いやあ、なるほどの!」老人達は、大きく答えて、「それで、御身には、御家老のお邸へ、わらじを解くことを、憚(はばか)って参られたのか」「いや、それは理窟で」武蔵は、微笑に打消し、「実のところは、生来の野人、気ままにおりたいのでござる」「お心もち、よく相分った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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