...釉薬をかけぬ陶器を使用するというのが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...黒釉薬(くろうわぐすり)の茶わんは黒塗りの茶入れとともに用いてはならぬ...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...春の曙(あけぼの)を思はせる釉(うはぐすり)の流れ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...釉薬(うわぐすり)を流した黒い湖の面に...
久生十蘭 「肌色の月」
...どういう釉(うわぐすり)であるかということが判らないのは当り前じゃないかとも考えるのだが...
室生犀星 「陶古の女人」
...だが一度古く出来た大鉢やいわゆる呉須茶碗(ごすぢゃわん)等の失透釉(しっとうゆう)のものに来ると...
柳宗悦 「雲石紀行」
...このほかに飴釉(あめぐすり)や黒釉も沢山使う...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...近在から得る鉄分のある釉を用いたものは甚だいい...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...作るものは品種も形態も手法も釉薬も楢岡ものとほとんど同一で...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...素地もよく釉薬(うわぐすり)もよい...
柳宗悦 「工藝の道」
...釉薬極めて良く漆の如く黒い...
柳宗悦 「工藝の道」
...釉薬の厚みと相俟ち限りなき潤いを示す...
柳宗悦 「工藝の道」
...黒釉(くろぐすり)の薬煎(やくせん)や蓋物(ふたもの)...
柳宗悦 「全羅紀行」
...釉薬(くすり)は他の北国のものと同じように青味の深い海鼠釉(なまこぐすり)を用います...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...釉薬(うわぐすり)に一種のおっとりした持味がありますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...釉掛けは生(なま)のままである...
柳宗悦 「日田の皿山」
...黒釉で有名な油滴(ゆてき)天目と称するものがありますが...
柳宗悦 「北支の民藝(放送講演)」
...釉味や釉艶も何もない外来の「南蛮」を尊んだのも「日本の眼」の働きである...
柳宗悦 「民藝四十年」
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