...すぐに葦原醜男は不相変(あひかはらず)快活に身を起して...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...葦原醜男の顔であつた...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...醜男(ぶおとこ)だなんて思ってやしない...
太宰治 「正義と微笑」
...どんなに醜男(ぶおとこ)でも自分は彼を愛したはずだと言った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まったくの醜男(ぶおとこ)だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...醜男(ぶおとこ)であったにも拘らず...
中里介山 「大菩薩峠」
...決して醜男(ぶおとこ)の部類ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...成る程この血の環(めぐり)の惡さうな醜男を躾(しつけ)といふ口實でからかつて見たくなることでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...男つ振りの好い人間から見ると醜男(ぶをとこ)の屑(くづ)みたいに見えることでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五十五六の脂の乘つた醜男なのに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...順八は江戸一番の醜男で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...貧乏で醜男に生れついたばかりに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...醜男(ぶをとこ)見たいですが」八五郎は顎(あご)をしやくりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それは別に好男子でもないかわりに醜男(ぶおとこ)でもなく...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...相手は醜男(ぶおとこ)であろうと想像していたのであったが...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...醜男(ぶをとこ)ではあつたが...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ゆらい彼は醜男(ぶおとこ)だった...
吉川英治 「私本太平記」
...その野性で醜男(ぶおとこ)な身をもって...
吉川英治 「私本太平記」
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