...彼らの外見が酷似している...
...この問題は以前に酷似したものを解決したことがある...
...彼が私の父親に酷似している...
...ショッピングモールのファサードがこの建物と酷似している...
...その曲は、有名な曲と酷似している...
...少くとも西郷隆盛に酷似(こくじ)している人間に遇(あ)った...
芥川龍之介 「西郷隆盛」
...むさぼる前にしばらくさらしておく状態と酷似してゐた...
飯田蛇笏 「薄暮の貌」
...目付は趙貴翁と酷似(そっくり)で...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...彼に全く酷似(こくじ)した容貌や背丈をもっているのを発見して巧く手なずけたのです...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...宮岡警部に写真酷似(そっくり)に変装してやがった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...仏蘭西婦人の着用するものに酷似してゐることを知つたわけである...
永井荷風 「冬の夜がたり」
...彼は甚だプロスペル・メリメに酷似してゐる...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...それにその言草がいかにもヴァレリイに酷似してゐるやうにも思へた...
堀辰雄 「色褪せた書簡箋に」
...その宗教的精神に酷似した詩的精神によつてクリストの行爲のやうに僕らを感動させる...
堀辰雄 「詩人も計算する」
...普通(あたりまへ)の鼻(はな)よりも獅子(しゝ)ッ鼻(ぱな)に酷似(そつくり)の...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...正字通申集上、蓮の字の條に、白居易忠州木蓮詩序云、予遊二臨※白鶴山寺一、佛殿前有二兩株一、高數丈、葉堅厚如レ桂、中夏發レ花如二芙※一、香亦酷似、花拆時有レ聲...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...△加賀の河北潟と三湖 加賀の河北潟は北見の猿間湖と其状勢が酷似して居つて...
柳田國男 「潟に關する聯想」
...その被害者の風貌が自己に酷似せる事を認めたるべきは推測に難(かた)からざるべし...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...新種族プラナカン(Pranakans)に酷似す...
吉行エイスケ 「新種族ノラ」
...手口も酷似しているからね...
蘭郁二郎 「鱗粉」
...他面においてイエス崇拝がバラバの犠牲の祭儀に酷似(こくじ)していたゆえであると考えざるを得ない...
和辻哲郎 「孔子」
...この作に酷似する作品はシナにも西域にも見いだされない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...母に酷似せる継母藤壺を慕った...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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