...よく酔っている人は酔狂人と呼ばれることがある...
...彼は酔狂人のような行動をとっている...
...その酔狂人が周囲を驚かせた...
...酔狂人のような言動をする人には注意が必要だ...
...サルバドール・ダリは酔狂人的な芸術作品で有名だ...
...わざわざこうして用もない不案内な廃村を訪ねてゆく自分の酔狂な企てを振り返ってみると...
伊藤野枝 「転機」
...庭におとずれて来る酔狂な人もないようだ...
太宰治 「正義と微笑」
...酔狂な! と、後で散々私は妻から笑われたが、酔狂にそんな真似(まね)ができますか!半分死んだ気で頭を抱えてたのを、未だに忘れることができぬ...
橘外男 「雷嫌いの話」
...いくら私が酔狂だってこうして郵便脚夫みたいに歩きたかないけれど...
谷譲次 「踊る地平線」
...酔狂に類するこの考えも...
豊島与志雄 「復讐」
...これは酔狂(すいきょう)や物数奇(ものずき)で飛出して来たと思われては少し迷惑であります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...竜鳴(りゅうめい)を聞こうと云う酔狂でもあるまい...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...脅かしや酔狂でないことは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それほどの酔狂でもありません...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...皇帝がいくら酔狂でもそんなつまらんことはしないだろう」と呟きながら思案投げ首の態だったが...
久生十蘭 「魔都」
...どうも酔狂なことで...
久生十蘭 「魔都」
...なかなかどうして酔狂どころの騒ぎではないらしい...
久生十蘭 「魔都」
...無料奉仕の酔狂な男などいないから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...「御酔狂(ごすいきょう)も...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...風変わりな酔狂者(すいきょうもの)と誤解されるのも構わずに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...酔狂な死に方をする奴が...
夢野久作 「白くれない」
...かの君の死の知らせをばもたらして秋はかなしく訪れて来ぬ死は悲しながき別れの死は悲し短きわかれにしも泣く身に生きてまた君を見るべき時なきかかく歎きつつ杯を取る杯を重ぬるごとにかなしみも重なりてゆくここちするかな酔狂の子とは呼べどもわがことを恋に狂ふと云ふひともなし...
吉井勇 「酔狂録」
...ちとご酔狂なお世話ではおざるまいか」「まあ...
吉川英治 「私本太平記」
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