...よく酔っている人は酔狂人と呼ばれることがある...
...彼は酔狂人のような行動をとっている...
...その酔狂人が周囲を驚かせた...
...酔狂人のような言動をする人には注意が必要だ...
...サルバドール・ダリは酔狂人的な芸術作品で有名だ...
...さて目も、口も、鼻も、眉も、一様(いつよう)普通のものにてはこれなく、いづれも、ゆがみ、ひそみ、まがり、うねりなど仕(つかまつ)り、なかには念入(ねんいり)にて、酔狂にも、真赤な舌を吐(は)かせたるが見え候...
泉鏡花 「凱旋祭」
...酔狂の抱擁(だきしめ)酷(むご)く唇を噛み破られて...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...庭におとずれて来る酔狂な人もないようだ...
太宰治 「正義と微笑」
...大石良雄の酔狂振りも...
太宰治 「鉄面皮」
...これも何だか半分気狂いではないかと思われそうなそこの婆さんは酔狂の癖があると思われて...
近松秋江 「霜凍る宵」
...酔狂に類するこの考えも...
豊島与志雄 「復讐」
...そんな酔狂があるもんか...
夏目漱石 「坑夫」
...脅かしや酔狂でないことは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いくら米国(アメリカ)人だって酔狂で大金は捨てやしまい...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...先生はあいかわらず酔狂(すいきょう)だと口々に囃しながら...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それにしても酔狂にも程がある...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...どうも酔狂なことで...
久生十蘭 「魔都」
...私もよっぽど酔狂な...
三好十郎 「斬られの仙太」
...風変わりな酔狂者(すいきょうもの)と誤解されるのも構わずに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...酔狂を以て鳴つてゐる日本画家のKさんに伴はれて...
吉井勇 「酔狂録」
...かの君の死の知らせをばもたらして秋はかなしく訪れて来ぬ死は悲しながき別れの死は悲し短きわかれにしも泣く身に生きてまた君を見るべき時なきかかく歎きつつ杯を取る杯を重ぬるごとにかなしみも重なりてゆくここちするかな酔狂の子とは呼べどもわがことを恋に狂ふと云ふひともなし...
吉井勇 「酔狂録」
...なんで酔狂に落ちる人間があるかというと...
吉川英治 「江戸三国志」
...酔狂な野郎もある」奥へすすむには...
吉川英治 「親鸞」
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