...よく酔っている人は酔狂人と呼ばれることがある...
...彼は酔狂人のような行動をとっている...
...その酔狂人が周囲を驚かせた...
...酔狂人のような言動をする人には注意が必要だ...
...サルバドール・ダリは酔狂人的な芸術作品で有名だ...
...わざわざこうして用もない不案内な廃村を訪ねてゆく自分の酔狂な企てを振り返ってみると...
伊藤野枝 「転機」
...これも何だか半分気狂いではないかと思われそうなそこの婆さんは酔狂の癖があると思われて...
近松秋江 「霜凍る宵」
...酔狂な二三の人たちは先を争って砕けた煉瓦の山の頂上へ駆け上がった...
寺田寅彦 「LIBER STUDIORUM」
...誰も酔狂に飛行機の研究などするわけもなく...
中谷宇吉郎 「硝子を破る者」
...いくら米国(アメリカ)人だって酔狂で大金は捨てやしまい...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...どうも酔狂なことで...
久生十蘭 「魔都」
...なかなかどうして酔狂どころの騒ぎではないらしい...
久生十蘭 「魔都」
...必ずしも酔狂のせいではなく...
久生十蘭 「魔都」
...かりにその所言にしたがいてこれを酔狂人とするも...
福沢諭吉 「学問の独立」
...昔の馬鹿侍が酔狂に路傍の小民を手打にすると同様...
福沢諭吉 「新女大学」
...私と同じ服装をするという彼の酔狂を...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...「御酔狂(ごすいきょう)も...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...私の不自由も我が身からの酔狂と見ていました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...わしも酔狂であんたに頼んだでねえです...
矢田津世子 「凍雲」
...なんで酔狂に落ちる人間があるかというと...
吉川英治 「江戸三国志」
...なんの御酔狂(ごすいきょう)でござりますか」「やあ」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...酔狂な野郎もある」奥へすすむには...
吉川英治 「親鸞」
...彼は一杯を傾(かたむ)け来(きた)りて酔狂(すいきやう)せるものなりと...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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