例文・使い方一覧でみる「酔客」の意味
スポンサーリンク...酔客が騒いでいるため、店員が注意する必要がある... 
...酔客が鉄道路線上に入り込み、トラブルが発生した...
...酔客が自宅まで帰れなくなり、友人と過ごすことになった...
...酔客が路上で寝転がっているため、警察官が介抱することになった...
...酔客が肝臓に悪いので、適量を守ることが大切である...
...給仕や酔客や掃除人に変装して...
海野十三 「恐怖の口笛」
...酔客が頭をなでてくれるようなことさえあった...
江戸川乱歩 「影男」
...芸者と酔客との間にはあり勝ちの出来事です...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...酔客ひとりひとりに...
太宰治 「愛と美について」
...かえって大カフエでたくさんの酔客または女給...
太宰治 「人間失格」
...「酔客（よつぱらひ）を相手にしたつて...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...「酔客（よつぱらひ）を相手にしたつて仕方が無えだ！廃（よ）さつせい...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...然れども太平の酔客は...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...快活に酔客の相手をして...
豊島与志雄 「潮風」
...万源という料理屋の二階から酔客の放歌が聞える...
永井荷風 「梅雨晴」
...唯酔客ノ投ズル纏頭ヲ俟ツノミ...
永井荷風 「申訳」
...臨時にそうなったのか、あるいは、酔客の戸惑いか、いずれにしても、部屋も廊下も真暗なのにかかわらず、暗中に人があって、しきりにうごめいていることは確かなのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...酔客は、黙っている時は死んでいる人としか見えない、死んでここへ置放しにされた人相としか見えないくらいですから、「殺されてるの？」「死んでるの？」雛妓（こども）たちが、やっと、相顧みてささやき合うたのも無理のないところでしたが、その死人が、やがてまた口を利（き）き出しました、「斎藤一はいないか、伊藤甲子太郎はどうした、山崎――君たち、おれを盛りつぶして、ひとり置きっぱなしはヒドいじゃないか、来ないか、早く出て来て介抱しないか、酔った、酔った、こんなに酔ったことは珍しい、生れてはじめての酔い方じゃ」仰向けになったまま、紅霓（こうげい）を吹いては囈語（たわごと）を吐いている...
中里介山 「大菩薩峠」
...＊（一月×日）カフエーで酔客にもらった指輪が思いがけなく役立って...
林芙美子 「新版 放浪記」
...サンボアの酔客中...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...酔客の口説を真似ることや...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...九季面壁非遇然苦行即意志玄旨信道無天然達磨天下文人飯袋子酔客が腕をふるつたといふこんな七言絶句が壁に誌されてある空々庵といふ彫刻家のアトリヱである...
牧野信一 「ブロンズまで」
...長夜にわたるも辞さない酔客が多かった...
吉川英治 「三国志」
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