...酔(よ)っぱらいと酔いざめ...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...酔いざめの水の作用までしてくれて...
豊島与志雄 「或る夜の武田麟太郎」
...ビールは酔いざめの水だ...
豊島与志雄 「猫捨坂」
...酔いざめの冷いものを飲んでいました...
豊島与志雄 「変な男」
...阿片耽溺者(あへんたんできしゃ)の酔いざめ心地――日常生活への痛ましい推移――夢幻の帳(とばり)のいまわしい落下――といったもののほかにはどんな現世の感覚にもたとえることのできないような...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...うれしさに、背すじをゾクゾクさせて、戻って来て、「なアにね、おほめに預かれるほどのものじゃアありゃせんが、あッしも酒のみゆえ、酔いざめに、ほろ苦い茶がうめえものだから、だんだん今の年で茶好きになりやしたのさ」「結構だ、話せらあ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...「酔いざめの水を忘れていたことに気がついたので...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...酔いざめの水を持って来させたんだが...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...酔いざめの水を飲んでいるうちに...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...酔いざめの新九郎の目に...
吉川英治 「剣難女難」
...マ氏、もう酔いざめか、しきりにハンケチで水洟(みずばな)を拭く...
吉川英治 「随筆 新平家」
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