...酒食徴逐は一つの熟語であるため、日常会話において個別に使用されることはありません...
...ひととおり酒食(しゅしょく)をさせねばならない告げ人を...
伊藤左千夫 「告げ人」
...社友(しやいう)五人を伴(ともな)ひ用意(ようい)の酒食(しゆしよく)を奚奴(しもべ)二人に荷(になは)しめ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...君を悼めば陣中に具へる酒食取ることを 320わが情とゞむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...その柴野という男が酒食(さけくら)いで喧嘩早(けんかっぱや)くって...
夏目漱石 「道草」
...酒食の豪華を競い...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...其死停喪十餘日、家人哭泣、不進酒食、而等類就歌舞爲樂...
范曄 「後漢書倭傳」
...屡々(しばしば)人を招いて酒食を饗(きやう)することもあつた...
正宗白鳥 「避病院」
...酒食を共にしたことは殆んどなかつた...
正宗白鳥 「編集者今昔」
...酒食を中心とした村の集会であることは...
柳田国男 「年中行事覚書」
...往々村人の家を訪ねて酒食を求め...
柳田国男 「山の人生」
...客に酒食を提供して勘定を取る...
山本周五郎 「青べか物語」
...珍しい酒食の饗応(きょうおう)や...
山本周五郎 「山彦乙女」
...「故郷の郡(しょうぐん)に帰って、諸国の英雄に呼びかけ、義兵を挙げて再び洛陽へ攻め上り、堂々、天下の賊を討つ考えであったのだ」「さもこそ」隊長は、彼の手をひいて、ひそかに自分の室へ請(しょう)じ、酒食を供して、曹操のすがたを再拝した...
吉川英治 「三国志」
...さきに捕虜とされた王忠が贅沢な衣服や酒食を与えられて...
吉川英治 「三国志」
...酒食を振舞うておくがいい...
吉川英治 「私本太平記」
...宋江はよく郊外の仏寺や盛り場などを見物に出歩いたが、花栄がつけてよこす従者たちには、酒食その他、びた一文も支払わせたことがなく、それが彼らの収入(みいり)にもなったから、「いやしくない客人(まろうど)だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...庭園に酒食を出して...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「よく、遠路もいとわず、来て下すった」と、武芝は、酒食をもうけて、歓待した...
吉川英治 「平の将門」
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