...酒食徴逐は一つの熟語であるため、日常会話において個別に使用されることはありません...
...酒食の饗応を得んと欲して...
井上円了 「おばけの正体」
...社友(しやいう)五人を伴(ともな)ひ用意(ようい)の酒食(しゆしよく)を奚奴(しもべ)二人に荷(になは)しめ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
... 230彼は酒食を念頭におくべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...酒食の席に長座したことは初めてだ...
豊島与志雄 「祭りの夜」
...その柴野という男が酒食(さけくら)いで喧嘩早(けんかっぱや)くって...
夏目漱石 「道草」
...えらい酒食(くら)いだったけなあ...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...定州に至り飲酒食肉し...
南方熊楠 「十二支考」
...賜酒食及菓子諸文具等...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...或(あるい)は酒食を貪(むさぼ)る念に駆られて来たり...
森鴎外 「百物語」
...往々村人の家を訪ねて酒食を求め...
柳田国男 「山の人生」
...客に酒食を提供して勘定を取る...
山本周五郎 「青べか物語」
...楽な生活や充分な酒食を欠かすことができない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「故郷の郡(しょうぐん)に帰って、諸国の英雄に呼びかけ、義兵を挙げて再び洛陽へ攻め上り、堂々、天下の賊を討つ考えであったのだ」「さもこそ」隊長は、彼の手をひいて、ひそかに自分の室へ請(しょう)じ、酒食を供して、曹操のすがたを再拝した...
吉川英治 「三国志」
...さきに捕虜とされた王忠が贅沢な衣服や酒食を与えられて...
吉川英治 「三国志」
...酒食を饗せられるは心外なりと思し召すやも知れませんが...
吉川英治 「三国志」
...まず起き給え」「まず酒食の支度をさきにしろ」「もうできている」「では通ろう...
吉川英治 「三国志」
...がつがつと酒食をむさぼりおったので...
吉川英治 「三国志」
...別室で酒食の饗応(きょうおう)をうけたが...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索