...酒食徴逐は一つの熟語であるため、日常会話において個別に使用されることはありません...
...富人は御札の降るを祝して酒食を衆人に施すも...
井上円了 「おばけの正体」
...酒食の饗応を得んと欲して...
井上円了 「おばけの正体」
...社友(しやいう)五人を伴(ともな)ひ用意(ようい)の酒食(しゆしよく)を奚奴(しもべ)二人に荷(になは)しめ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...○生活箴二章△金銭を大切にすべし△酒食を慎むべし○飲酒戒三則△火酒を飲むべからず△微酔にて止めること△現金で飲むべし十二月十八日曇――晴...
種田山頭火 「其中日記」
...其死停喪十餘日、家人哭泣、不進酒食、而等類就歌舞爲樂...
范曄 「後漢書倭傳」
...目が動けば酒食を得るとて呪し...
南方熊楠 「十二支考」
...酒食いで性の悪い奴でやんしたが...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...碗(わん)をもって酒食らうことも殆ど町方破落戸(ごろつき)とえらぶところがなかった...
室生犀星 「野に臥す者」
...酒食を中心とした村の集会であることは...
柳田国男 「年中行事覚書」
...客に酒食を提供して勘定を取る...
山本周五郎 「青べか物語」
...このうちで客を集めて酒食を提供し...
山本周五郎 「青べか物語」
...楽な生活や充分な酒食を欠かすことができない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...簡単な酒食もできる...
山本周五郎 「やぶからし」
...酒食を饗せられるは心外なりと思し召すやも知れませんが...
吉川英治 「三国志」
...まず起き給え」「まず酒食の支度をさきにしろ」「もうできている」「では通ろう...
吉川英治 「三国志」
...酒食をすすめると...
吉川英治 「三国志」
...宋江はよく郊外の仏寺や盛り場などを見物に出歩いたが、花栄がつけてよこす従者たちには、酒食その他、びた一文も支払わせたことがなく、それが彼らの収入(みいり)にもなったから、「いやしくない客人(まろうど)だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「よく、遠路もいとわず、来て下すった」と、武芝は、酒食をもうけて、歓待した...
吉川英治 「平の将門」
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