...酒食徴逐は一つの熟語であるため、日常会話において個別に使用されることはありません...
...お政は夢(ゆめ)の心地(ここち)に心ばかりの酒食(しゅしょく)をととのえてふたりを饗(きょう)した...
伊藤左千夫 「告げ人」
...酒食(しゆしよく)音律(おんりつ)の楽(たのしみ)を添(そ)へ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...有酒食先生饌(しゅしあればせんせいにせんす)...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...用意してきた酒食がさっそく小舎(こや)に運び入れられ...
中島敦 「李陵」
...厚意のもとに酒食を饗応しようとする時...
中村地平 「霧の蕃社」
...その柴野という男が酒食(さけくら)いで喧嘩早(けんかっぱや)くって...
夏目漱石 「道草」
...酒食の豪華を競い...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...其死停喪十餘日、家人哭泣、不進酒食、而等類就歌舞爲樂...
范曄 「後漢書倭傳」
...出態の上収入を等分するといふ紳士的な条約の下に仲間に入つてゐるのだつたから自分のみが出先で酒食に耽るのみで...
牧野信一 「円卓子での話」
...終って酒食を共にする風は今もまだ残っている...
柳田國男 「地名の研究」
...酒食を中心とした村の集会であることは...
柳田国男 「年中行事覚書」
...八酒食の変遷はこのいわゆる「後家倒(ごけたお)し」の影響の...
柳田国男 「木綿以前の事」
...往々村人の家を訪ねて酒食を求め...
柳田国男 「山の人生」
...客に酒食を提供して勘定を取る...
山本周五郎 「青べか物語」
...桟敷以外の座敷で酒食をしてはならぬ...
山本周五郎 「山彦乙女」
...酒食を献じたりして...
吉川英治 「三国志」
...酒食を振舞うておくがいい...
吉川英治 「私本太平記」
...庭園に酒食を出して...
吉川英治 「新・水滸伝」
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