...祝杯を酒盃で交わす...
...酒盃を片手に乾杯する...
...彼女は酒盃を手元に置いた...
...酒盃を交わして歓談する...
...失恋に酒盃をあげる...
...酒盃(しゅはい)に伸びた手の指が何か不自然なほど長かった...
梅崎春生 「桜島」
...酒盃は小さいほど可...
種田山頭火 「行乞記」
...久しぶりに酒盃をとりかはす...
種田山頭火 「其中日記」
...さはれ汝はこゝに坐し耀く酒盃傾けよ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...おりから旧正月をむかえ亭主が羽織袴で三宝に酒盃をもちだし...
中村清太郎 「山岳浄土」
...54バラームが酒盃を手にした宮居(みやい)は狐(きつね)の巣...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...よしんば醉つぱらつても青白い妖怪の酒盃(さかづき)は...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...昼も酒盃(さかずき)をもっていられるようになった...
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」
...コップの酒盃をさすのであった...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...酒盃を執りはじめてはゐたが...
牧野信一 「風流旅行」
...席ハネてよりかゝる酒盃に親しみしならむか...
正岡容 「滝野川貧寒」
...いかなる金属も酒盃としては好ましくない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...また酒盃をとり上げた...
横光利一 「南北」
...君長は空虚(から)の酒盃(さかずき)を持ったまま...
横光利一 「日輪」
...転っている酒盃を彼の手に握らせて彼女はいった...
横光利一 「日輪」
...彼は酒盃から酒を滴(したた)らしながら勢いよく飲み干した...
横光利一 「日輪」
...あとは酒盃(さけさかずき)やら女の扱帯(しごき)から銭入れの笊(ざる)などが雑多に散らかっている...
吉川英治 「剣難女難」
...春海さんの酒盃解禁という妙な私的記念日にあたり...
吉川英治 「随筆 新平家」
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