「酌」の意味
酒を注ぐ
小説での「酌」の使い方
...そこで酒を酌みかはした...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...酌婦来る灯取虫より汚(きたな)きが昭和九年六月十一日 おほさき会...
高浜虚子 「五百句」
...生れてはじめてのひや酒を手酌で飲んだ...
太宰治 「酒の追憶」
...あなたにお酌しましょう」お葉はビールを注(つ)いでから雉子焼に目をつけた...
田中貢太郎 「文妖伝」
...話し半(なか)ばへ老母が珈琲(コーヒー)を酌んで来る...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...A君は正宗の手酌に句を案じている……...
永井荷風 「写況雑記」
...晩酌(ばんしやく)の膳と内儀の顏が戀しくなつた樣子で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...父の晩酌のお膳(ぜん)の前に座るのを...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...注口(そそぎくち)の附いたのや附かない木の酌器だの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その後で茶を酌み乍ら...
平出修 「二黒の巳」
...いつかも服部と英則が茶屋酒を酌み交してゐるところへ迎へにやらされたが...
牧野信一 「サクラの花びら」
...初めはほくほくとつまらないお世辭などを言ひながら手酌をやつてゐた父親は...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...お玉は酌をしつつも思い出して...
森鴎外 「雁」
...酌をさせながらいい機嫌に話し興じて...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...酌量(しゃくりょう)などがあって...
吉川英治 「大岡越前」
...済まねえがちょっと彼方(あっち)へ遠慮していてくんねえか――」と酌の女を追いやってから...
吉川英治 「剣難女難」
...斟酌(しんしゃく)に及ばぬ...
吉川英治 「剣の四君子」
...大きいので酌(つ)いでやれ」侍女の玉蘭が...
吉川英治 「新・水滸伝」
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