...たゞフラ/\と都門を出で来し身の...
石川啄木 「閑天地」
...満州人敦厚の“都門紀変三十首絶句”というのは多分拳匪の乱を謳ったものらしいが...
石原莞爾 「戦争史大観」
...(縮刷)みゝずのたはこと(七十四版)日露役後戦勝日本の浮かれ心地を尻眼にかけて逸早く都門を去り...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...都門(ともん)の劇場に拙劣なる翻訳劇出づるや...
永井荷風 「浮世絵の鑑賞」
...都門の春は既に尽きぬ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...薄倖多病の才人が都門の栄華を外(よそ)にして海辺(かいへん)の茅屋(ぼうおく)に松風(しょうふう)を聴くという仮設的哀愁の生活をば...
永井荷風 「夏の町」
...一旦嬌名ヲ都門ニ馳セシムルヤ気ヲ負フテ自ラ快トナシ縦令悲運ノ境ニ沈淪スルコトアルモ自ラ慚ヂテ待合ノ女中牛肉屋ノ姐サントナリ俗客ノ纏頭ニ依ツテ活ヲ窃ムガ如キモノハ殆一人モ有ルコトナカリキ...
永井荷風 「申訳」
...家財道具を車に積んだ賤民共が陸續と都門の外へ出て行く...
中島敦 「盈虚」
...都門(ともん)を離れたお住居(すまい)を...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...堕落書生の舌に任じて発する者即ち早く都門を風靡(ふうび)す...
山路愛山 「詩人論」
...それから都門へ高札を立て...
吉川英治 「三国志」
...人目高いその都門へ...
吉川英治 「三国志」
...都門を遠く離れるにあたって...
吉川英治 「私本太平記」
...――都門還幸の後醍醐(ごだいご)の龍駕(りゅうが)であった...
吉川英治 「私本太平記」
...みくるまは早朝、都門を発し、淀川のみなみ、男山の石清水(いわしみず)八幡に御着...
吉川英治 「私本太平記」
...三月六日」「都門を立つは辰(たつ)ノ刻(こく)」右衛門ノ佐(すけ)義助が...
吉川英治 「私本太平記」
...この一生一期(ご)の大機会を君もよく活(い)かしたまえ」その日に、上奏、また枢密院の任命式なども行われ、ほどなく、一万五千の大軍が、都門を立った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...都門(ともん)を去って...
吉川英治 「平の将門」
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