...今日(けふ)は郡司大尉(ぐんじたいゐ)が短艇遠征(たんていゑんせい)の行(かう)を送るに...
饗庭篁村 「隅田の春」
...小野の小町は羽州(うしう)の郡司(ぐんじ)小野の良実(よしざね)の女(むすめ)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...うつくしい郡司の娘が...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...郡司の息子が異様に目を赫(かが)やかせながら言った...
堀辰雄 「曠野」
...その郡司の息子について近江に下っていった...
堀辰雄 「曠野」
...郡司(ぐんじ)が雪深い越(こし)に下っている息子の自慢話などをしているのをききながら...
堀辰雄 「曠野」
...再び郡司の前に出ていった...
堀辰雄 「曠野」
...郡司のあとについてゆきながら...
堀辰雄 「曠野」
...かの郡司の子孫今にその業を伝えて犬頭という絶好の糸を蔵人所(くろうどどころ)に納めて...
南方熊楠 「十二支考」
...彼奴(きゃつ)の若い時は例の郡司大尉の隠れたる後援者で...
夢野久作 「爆弾太平記」
...彼を請(しょう)じた第一の檀徒(だんと)である小島郡司(こじまのぐんじ)武弘が...
吉川英治 「親鸞」
...郡司(ぐんじ)でも...
吉川英治 「平の将門」
...郡司の知事級にたいしてすら...
吉川英治 「平の将門」
...郡司の弱い者いじめが...
吉川英治 「平の将門」
...用でもない郡司や近郷の有象無象(うぞうむぞう)を...
吉川英治 「平の将門」
...――この武芝を、ふみつけにするも程がある)武芝は、郡司...
吉川英治 「平の将門」
...むさし野喧嘩足立郡司判官代武芝のやしきは...
吉川英治 「平の将門」
...土地の郡司や村の長(おさ)など...
吉川英治 「源頼朝」
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