...わたしは郡内出身です...
...郡内のイベントに参加しようと思っています...
...郡内の田舎暮らしに憧れています...
...郡内には美しい自然がたくさんあります...
...郡内に住んでいる友達に会いに行きます...
...それと同時に馬蹄の響きが一齊に郡内に起つた...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...場所は美濃(みの)国高須郡内の山間にして...
井上円了 「おばけの正体」
...いわゆる郡内)大目村...
井上円了 「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」
...この郡内で、しゃんとした、頭のある人間といったら、君と僕と、たった二人しきゃいなかったものだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...郡内きっての最もわからずやの狂気じみた男の一人として押し通してしまったのである...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...本街道の郡内(ぐんない)あたりは人気が悪く...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは人気の悪い郡内あたりを通らすには善し悪しであるけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...やっぱり気の荒い郡内の溢(あぶ)れ者(もの)でござるから...
中里介山 「大菩薩峠」
...和泉作(いずみさく)というのは東郡内で千石の田畑を持っているということであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...お倉(くら)お倉(くら)と呼(よ)んで附添(つきそ)ひの女子(をなご)と共(とも)に郡内(ぐんない)の蒲團(ふとん)の上(うへ)へ抱(いだ)き上(あ)げて臥(ふ)さするにはや正躰(しやうたい)も無(な)く夢(ゆめ)に入(い)るやうなり...
樋口一葉 「うつせみ」
...夜具も郡内(ぐんない)か何(なに)かだ...
二葉亭四迷 「平凡」
...内蔵助長政と云ふ者が筑摩郡内田郷浅田荘に城を構へて浅田氏となつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...東の郡内やそのつづきにくらべると...
柳田国男 「母の手毬歌」
...同じ一つの郡内の併存であって...
柳田国男 「木綿以前の事」
...鮎川の仁介(にすけ)の郡内(ぐんない)部屋へ泊ったのが...
吉川英治 「野槌の百」
...「郡内(ぐんない)の長脇差で...
吉川英治 「八寒道中」
...江戸から流れて来た旅芸者で郡内(ぐんない)の甲斐絹屋(かいきや)へかたづいたのを...
吉川英治 「八寒道中」
...渡りあがつた所の小村で郡内屋と別れ...
若山牧水 「木枯紀行」
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