例文・使い方一覧でみる「郁」の意味


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...彼女の床には菖蒲(しょうぶ)の香りが馥(ふくいく)と漂っていたのでありますが――...   彼女の床には菖蒲の香りが馥郁と漂っていたのでありますが――の読み方
モオパッサン 秋田滋訳 「墓」

...梅花の匂馥(ふくいく)として...   梅花の匂馥郁としての読み方
泉鏡花 「婦系図」

...治の性格の一部はわかる...   郁治の性格の一部はわかるの読み方
田山花袋 「田舎教師」

...今車で行くというところを治は町の角(かど)で会った...   今車で行くというところを郁治は町の角で会ったの読み方
田山花袋 「田舎教師」

...苦しがる太郎の面(かお)に文之丞の末期(まつご)の色がある...   苦しがる郁太郎の面に文之丞の末期の色があるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...太郎の着物ではありません...   郁太郎の着物ではありませんの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...坊は無事ですか」と恨めしい声...   郁坊は無事ですか」と恨めしい声の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...太郎を背に負って帰って来た時以来の記念の品も...   郁太郎を背に負って帰って来た時以来の記念の品もの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...芳香を馥(ふくいく)たらしむることを思わば...   芳香を馥郁たらしむることを思わばの読み方
平野長蔵 「尾瀬沼の四季」

...そのなかまでは書記役の益山之助と三次軍兵衛...   そのなかまでは書記役の益山郁之助と三次軍兵衛の読み方
山本周五郎 「いさましい話」

...そこには益山之助と上原...   そこには益山郁之助と上原の読み方
山本周五郎 「いさましい話」

...馥(ふくいく)といってもよい香気が自分に近づいている思いだった...   馥郁といってもよい香気が自分に近づいている思いだったの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

......   の読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...「?」と、口のうちで呟きながら、東儀与力は不審そうに、「これは一体、何者ですか」「すなわち、佐渡平を殺し、お雪を殺害した下手人、かの覆面の男の名です」「えっ、どうしてそれが分りますか」「吹いてごらんなさい、その笛を」「鳴りません」「鳴らぬはずです...   「郁?」と、口のうちで呟きながら、東儀与力は不審そうに、「これは一体、何者ですか」「すなわち、佐渡平を殺し、お雪を殺害した下手人、かの覆面の男の名です」「えっ、どうしてそれが分りますか」「吹いてごらんなさい、その笛を」「鳴りません」「鳴らぬはずですの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...次郎は自分の手へ拯(すく)い取った...   郁次郎は自分の手へ拯い取ったの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...次郎を追えッ、次郎を」「えっ」部下たちは、初めて知ったように、「――彼奴(きゃつ)! 逃げたのか」「たった今だ、ふいを狙って、此方(このほう)を河へ突き落すと、白魚橋を越えて、北河岸へ疾走した...   郁次郎を追えッ、郁次郎を」「えっ」部下たちは、初めて知ったように、「――彼奴! 逃げたのか」「たった今だ、ふいを狙って、此方を河へ突き落すと、白魚橋を越えて、北河岸へ疾走したの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...獄中の次郎は、果たして、その音を、聞いたろうか...   獄中の郁次郎は、果たして、その音を、聞いたろうかの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...「明夜? 明夜は次郎の首を斬る日だのに...   「明夜? 明夜は郁次郎の首を斬る日だのにの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

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