...こはすなはち邦家の經緯...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...邦家千年の為にはかる主脳と云うものがあるならば...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...すなわち公道正義をもって邦家の大本となし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その邦家を悩まし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...吾人は実に邦家のためにこれを慷慨せざるを得ず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...赫々邦家新(かくかくほうかあらたなるを)「新七...
直木三十五 「南国太平記」
...日支同文の邦家(ほうか)も善鄰の誼(よ)しみを訂(さだ)めている遑(いとま)がなくなったようである...
永井荷風 「十九の秋」
...○客あり来って頻にわが邦家族制度の弊を論ず...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...現代の邦家を危くする二つの悪例を目撃し...
永井荷風 「申訳」
...邦家のため御自重ください...
蜷川新 「天皇」
...幸いに邦家(ほうか)のため...
福田英子 「妾の半生涯」
...いわんや邦家(ほうか)の休戚(きゅうせき)をや...
福田英子 「妾の半生涯」
...妓家の黒壁が邦家の慶事を啓(ひら)かぬにも限らぬと存じ...
南方熊楠 「十二支考」
...筑波の藤田氏田丸氏以下全隊士の意見か? つまり筑波党を代表されてのお考えか? それとも貴公一個の?井上 代表だといつ申した? ……しかしながらわれわれは誰やらと違って邦家百年の計のためにともに身命をなげ打って結束した者だ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...不肖兵藤大きく邦家のために取り計らったことだ! 鷲尾もそれを望んでいる...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...邦家のため御同慶に堪えませぬ...
夢野久作 「暗黒公使」
...一死を倶(とも)に邦家へ捧げ得る機会に恵まれたことはむしろお互いの歓びとも申したい...
吉川英治 「日本名婦伝」
...邦家(ほうけ)を思う余りに出たことばと...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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