例文・使い方一覧でみる「那古」の意味

...支那古代の文書に... 支那古代の文書にの読み方
高木敏雄「比較神話学」

...いたづける枕もとにさま／″＼の話してあるほどに房州の那古にありける弟おもひもかけず來り合せたるにくさ／″＼のことをききて烏賊釣に夜船漕ぐちふ安房の海はいまだ見ねども目にしみえくも十四日...
長塚節「長塚節歌集　上」

...「ここから那古井（なこい）までは一里足（た）らずだったね」と別な事を聞いて見る... 「ここから那古井までは一里足らずだったね」と別な事を聞いて見るの読み方
夏目漱石「草枕」

...那古井へは一筋道だね」と十銭銀貨を一枚床几（しょうぎ）の上へかちりと投げ出して立ち上がる... 那古井へは一筋道だね」と十銭銀貨を一枚床几の上へかちりと投げ出して立ち上がるの読み方
夏目漱石「草枕」

...これが那古井（なこい）の地勢である... これが那古井の地勢であるの読み方
夏目漱石「草枕」

...（第六十七圖（だいろくじゆうしちず））第六十六圖　日本支那古鏡第六十七圖　日本支那古鏡さて古墳（こふん）の中（なか）から出（で）る鏡（かゞみ）は... ）第六十六圖　日本支那古鏡第六十七圖　日本支那古鏡さて古墳の中から出る鏡はの読み方
濱田青陵「博物館」

...品評会に出した支那古代の刺繍なぞが... 品評会に出した支那古代の刺繍なぞがの読み方
夢野久作「ドグラ・マグラ」

...那古屋（なごや）や清洲城（きよすじょう）から殺到して... 那古屋や清洲城から殺到しての読み方
吉川英治「新書太閤記」

...祥瑞（ションズイ）の亡き後、捨次郎はその松坂を去って、郷里の尾張（おわり）へひき移り、この土地の瀬戸村で産出する陶器をはじめ、諸国の窯（かま）の製品も扱って、那古屋、清洲、京、大坂あたりまで手びろく商（あきな）いをしていたのであったが、於福の生い立ちと、その母が、日本の女でないということは、諸国へ往来の繁しい土地がらだけに、ここでもいつか人の耳へ伝えられていた... 祥瑞の亡き後、捨次郎はその松坂を去って、郷里の尾張へひき移り、この土地の瀬戸村で産出する陶器をはじめ、諸国の窯の製品も扱って、那古屋、清洲、京、大坂あたりまで手びろく商いをしていたのであったが、於福の生い立ちと、その母が、日本の女でないということは、諸国へ往来の繁しい土地がらだけに、ここでもいつか人の耳へ伝えられていたの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...十六歳から那古屋の城に主君として立ってからでも... 十六歳から那古屋の城に主君として立ってからでもの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...那古屋（なごや）の城を出... 那古屋の城を出の読み方
吉川英治「新書太閤記」

...那古屋の天主坊へ匿（かくま）って... 那古屋の天主坊へ匿っての読み方
吉川英治「新書太閤記」

...那古屋へ行ったろう」「え」「お城へ忍んで... 那古屋へ行ったろう」「え」「お城へ忍んでの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...那古屋（なごや）へ向っているからである... 那古屋へ向っているからであるの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...先に茶のある那古屋にせいと... 先に茶のある那古屋にせいとの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...那古屋（なごや）へ下ってみると... 那古屋へ下ってみるとの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...那古（なこ）の浦（うら）からこの峠へくる風は相当に肌寒いが... 那古の浦からこの峠へくる風は相当に肌寒いがの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...無口な客は馬の背から那古の浦に気を奪（と）られている... 無口な客は馬の背から那古の浦に気を奪られているの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

「那古」の読みかた

「那古」の書き方・書き順

いろんなフォントで「那古」