...遽然として死と相対す...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...皎々(けう/\)たる月遽然(にはか)に曇(くも)りて朦朧(まうろう)たり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...言ヒ畢テ遽然トシテ拍シテ二余カ背ヲ一曰...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...地獄谷(ぢごくだに)遽然(たちまち)極楽世界(ごくらくせかい)となれり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...言ヒ畢テ遽然トシテ拍シテ二余カ背ヲ一曰...
京山人百樹 「北越雪譜」
...遽然(きょぜん)として彼の平静の心を奪ったところに...
中里介山 「大菩薩峠」
...悩みに満ちた浅い眠りを続けているコン吉を遽然(きょぜん)と揺り起すものあり...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...遽遽然(まぎれもな)く周(しゅう)なり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼が京都に住せしより声名は遽然(きよぜん)として挙がれり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
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