...それから――また各方面にいろいろ批評する名士はあったが...
芥川龍之介 「猿蟹合戦」
...しかしかう言ふ批評家たちの小説や戯曲を批評するや...
芥川龍之介 「変遷その他」
...時代に没頭(ぼっとう)していては時代を批評することができない...
石川啄木 「時代閉塞の現状」
...原田は他人より一倍眼が肥えてると云った風に批評するのが癖で...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...社会を批評するといふ心持が盛に起つて来る...
田山録弥 「社会劇と印象派」
...さういふ心境の作者が社会を批評する心持には...
田山録弥 「社会劇と印象派」
...それを他の地方に比べて見て批評することが出来ない...
田山録弥 「小説新論」
...また具体的に一つ一つの作品に対して批評するのも容易な仕事ではない...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...――ブルジョア・ジャーナリズムはもはやジャーナリズムではない(主に専門的な科学乃至文芸上の知識乃至見解を報道及び批評する時...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...文芸を本当に批評するためには...
戸坂潤 「思想としての文学」
...一面追随他面対抗という「擬装」だと批評することが出来るが...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...之によって著者の思想自身を批評するのだ...
戸坂潤 「読書法」
...批評する所の一種の學問であります...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...それを互に批評するという位に止まっていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...と批評する人もある...
野村胡堂 「胡堂百話」
...もっと親切に批評するようにしなければならぬ...
三木清 「軽蔑された飜訳」
...この現代の傾向を批評することもまた我々にとつて別個獨立の題目を作るであらう...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...これを無価値だなぞと批評する学者は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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