...その真意を解するものが至って少く士族の連中はいずれも四書五経ばかりを金科玉条として遵守(じゅんしゅ)し...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...之に入る者は唯我天に在(いま)す父の旨に遵(したが)う者のみ...
内村鑑三 「聖書の読方」
...なぜそのとおり遵奉(じゅんぽう)しないんだ...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...れいの俗諺(ぞくげん)の「さわらぬ神にたたりなし」とかいう怜悧(れいり)狡猾(こうかつ)の処生訓を遵奉しているのと...
太宰治 「人間失格」
...正直にして單純なる日本國民は本氣で之を遵奉したことであるから...
橘樸 「支那を識るの途」
...そのロンドンらしい「遵奉されたる蕪雑(ぶざつ)さ」において...
谷譲次 「踊る地平線」
...自然のすべての法則を遵守するやうに...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...これを誠実に遵守することを必要とする...
蜷川新 「天皇」
...名探偵ホームズがこの平凡な真理をマキシム〔信条〕として遵奉(じゅんぽう)しているのはゆえあるかなといえる...
平林初之輔 「ホオムズの探偵法」
...」二スワデシの誓約を遵守するためには...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「スワデシの誓」
...これを遵奉したのであって...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...毎誦汪遵詩...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...必ずしもその主義を遵奉(じゅんぽう)するわけではないから...
森鴎外 「沈黙の塔」
...馬遵はそれと知る由もなく...
吉川英治 「三国志」
...彼方の太守馬遵はついに出陣を見合わせたものか...
吉川英治 「三国志」
...先鋒の宣武将軍曹遵(そうじゅん)は曹真の弟にあたる...
吉川英治 「三国志」
...駿尾君の兄の野口遵氏――あの北朝鮮の世界的ダムを完成させた人の別荘か何かだったらしい...
吉川英治 「随筆 新平家」
...なお三年の間に勇敢な且(か)つ法に遵(したが)う国に仕上げて見せると...
和辻哲郎 「孔子」
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