...之に入る者は唯我天に在(いま)す父の旨に遵(したが)う者のみ...
内村鑑三 「聖書の読方」
...後は総監の命令を遵奉(じゅんぽう)して行動すること...
海野十三 「深夜の市長」
...それが子々孫々の遵守(じゅんしゅ)すべき諸戸家の掟(おきて)だと云うのだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...忠實に傳統を遵奉されて來たものであらう...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...それを遵奉してきたつもりであるが...
太宰治 「如是我聞」
...「下名ハ右証書ヲ保管中左ノ条件ヲ遵守(じゅんしゅ)スルコトヲ誓ウ...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...故に古法を堅く遵守して反(かえ)って乱を醸(かも)さんとせば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...規格を遵奉せざるを得ないものであって...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...能く国法を遵奉(じゅんぽう)する国民を造るのである...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...三「闘戦勝仏」とは孫悟空が大釈尊に遵奉した難行苦行と衆生の為に功徳を施した豪気と智勇とを讚へられて賜つたところの有難い戒名なのである...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...藝術の權威を遵奉(じゆんぽう)する自分の思想は其の繩をぶち斬(き)る...
三島霜川 「平民の娘」
...(遵生八牋七)紀州西牟婁郡諸村には大工が主人を怨み新築の家を呪して白蟻を招き害を加ふる術ある樣にきく...
南方熊楠 「人柱の話」
...遵奉(じゅんぽう)も出来るのだ...
森鴎外 「かのように」
...課業を遵奉(じゅんぽう)することをも怠り...
森鴎外 「渋江抽斎」
...非常識なほど極端に遵奉しているものであるが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...馬遵の旋回して来るあって...
吉川英治 「三国志」
...馬遵にも夏侯楙にも真偽の見分けはつかなかった...
吉川英治 「三国志」
...意外にも矢倉の上から馬遵(ばじゅん)はこう罵った...
吉川英治 「三国志」
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