...近づいているな」五鞍馬の遮那王(しゃなおう)...
吉川英治 「親鸞」
...何しに?」「遮那王(しゃなおう)様のお従姉(いとこ)がいらせられて...
吉川英治 「親鸞」
...鞍馬の遮那王(しゃなおう)に近づきつつある自身の使命に重大な任務と...
吉川英治 「親鸞」
...機会さえあれば世に出そうと苦心している鞍馬の稚子(ちご)遮那王(しゃなおう)の従姉(いとこ)にあたる人なのであった...
吉川英治 「親鸞」
...遮那王(しゃなおう)に会う時には...
吉川英治 「親鸞」
...自分の主人(あるじ)、秀衡(ひでひら)は、遮那王を、仏界から下ろして、源氏再興の旗挙げをもくろんでいるのであるし、吉光御前や、有範朝臣(ありのりあそん)は、あべこべに、遮那王が身の終るまで、鞍馬寺に、抹香弄(まっこういじ)りをしていることを、祈っているのだ...
吉川英治 「親鸞」
...しかし、遮那王は、吉次のほうへは顔を向けないで、いかにもうつろな眸(ひとみ)をしているように、真っすぐに、雲を見ていた...
吉川英治 「親鸞」
...遮那王は、首をふる...
吉川英治 「親鸞」
...遮那王(しゃなおう)の小さい顎(あご)がさして笑う...
吉川英治 「親鸞」
...遮那王は立っていた...
吉川英治 「親鸞」
...「あっ――」身をよけるまに、一人の寺侍へ、わざとのように、遮那王は、どんと、ぶつかった...
吉川英治 「親鸞」
...鞍馬の遮那王(しゃなおう)様へ贈るといって...
吉川英治 「親鸞」
...奥州へ逃げのびた遮那王(しゃなおう)の義経(よしつね)も...
吉川英治 「親鸞」
...――さらにここにまた鞍馬の遮那王(しゃなおう)(牛若)が...
吉川英治 「随筆 新平家」
...そうそう山では遮那王(しゃなおう)とか名づけられているそうだが……あの牛若(うしわか)という童(わっぱ)じゃ」「それが...
吉川英治 「源頼朝」
...朝から遮那王(しゃなおう)のすがたが見えない...
吉川英治 「源頼朝」
...遮那王とは、近年、師の東光坊蓮忍が与えた名である...
吉川英治 「源頼朝」
...鞍馬の遮那王(しゃなおう)牛若が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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