...近づいているな」五鞍馬の遮那王(しゃなおう)...
吉川英治 「親鸞」
...遮那王といえば、源家の嫡男(ちゃくなん)、前左馬頭義朝(さきのさまのかみよしとも)の末子で、幼名(おさなな)を、牛若といった御曹子(おんぞうし)のことだ...
吉川英治 「親鸞」
...何しに?」「遮那王(しゃなおう)様のお従姉(いとこ)がいらせられて...
吉川英治 「親鸞」
...遮那王(しゃなおう)に会う時には...
吉川英治 「親鸞」
...自分の主人(あるじ)、秀衡(ひでひら)は、遮那王を、仏界から下ろして、源氏再興の旗挙げをもくろんでいるのであるし、吉光御前や、有範朝臣(ありのりあそん)は、あべこべに、遮那王が身の終るまで、鞍馬寺に、抹香弄(まっこういじ)りをしていることを、祈っているのだ...
吉川英治 「親鸞」
...遮那王は、首をふる...
吉川英治 「親鸞」
...「遮那王さま!」手を振って...
吉川英治 「親鸞」
...稚子の遮那王は、「何もしておりはせん」首を振って、「おまえ達を、探していたんだ」と、あべこべにいう...
吉川英治 「親鸞」
...「あっ――」身をよけるまに、一人の寺侍へ、わざとのように、遮那王は、どんと、ぶつかった...
吉川英治 「親鸞」
...鞍馬の遮那王(しゃなおう)様へ贈るといって...
吉川英治 「親鸞」
...遮那王の将来(ゆくすえ)を心のうちで占(うらな)った...
吉川英治 「親鸞」
...身をかくしてしまわれたということです」「えっ……遮那王殿が」「油断をしていたため...
吉川英治 「親鸞」
...鞍馬の遮那王が逃げたと...
吉川英治 「親鸞」
...奥州へ逃げのびた遮那王(しゃなおう)の義経(よしつね)も...
吉川英治 「親鸞」
...そうそう山では遮那王(しゃなおう)とか名づけられているそうだが……あの牛若(うしわか)という童(わっぱ)じゃ」「それが...
吉川英治 「源頼朝」
...遮那王とは、近年、師の東光坊蓮忍が与えた名である...
吉川英治 「源頼朝」
...遮那王が縛られたと聞くと...
吉川英治 「源頼朝」
...鞍馬の遮那王(しゃなおう)牛若が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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