...遥々(はるばる)我を頼みて来し...
泉鏡花 「活人形」
...長く波形になって遥々(はるばる)と何処までともなく奥の院の雲の果まで...
泉鏡花 「遺稿」
...私たちが手に入れようとして遥々やって来た...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...遥々(はるばる)太子の後を慕ってボンベイから日本へ来朝したばかりの身の上だということなのであった...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...師匠の鶯も元来そう云う風にして人為的に仕込まれた鶯であり有名なのは「鳳凰(ほうおう)」とか「千代の友」とか云った様にそれぞれ銘(めい)を持っているさればどこの誰(だれ)氏の家にはしかじかの名鳥がいると云うことになれば鶯を飼(か)っている者は我が鶯のために遥々(はるばる)とその名鳥の許(もと)を訪ね啼き方を教えてもらうこの稽古を声を附けに行くと云い大抵(たいてい)早朝に出かけて幾日も続ける...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...いま眠りから醒(さ)めたように遥々(ようよう)として見え渡ります...
中里介山 「大菩薩峠」
...遥々(はるばる)と長崎までたずねて行って...
中里介山 「大菩薩峠」
...江戸から遥々(はるばる)とお越しになりましたか」「江戸の下谷に住居を致しおりましてな」「下谷に……」「下谷の長者町というところに巣を構えておりまして」「ははあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...また遥々(はるばる)父を尋ねに日向(ひゅうが)まで下(くだ)る娘の態度から...
夏目漱石 「行人」
...伏して惟(おもんみ)れば関節が弛(ゆる)んで油気がなくなった老朽の自転車に万里の波濤(はとう)を超(こ)えて遥々(はるばる)と逢いに来たようなものである...
夏目漱石 「自転車日記」
...私は遥々(はるばる)支那から帰って来たのです...
野村胡堂 「古城の真昼」
...遠国から遥々都へ遊学に出た青年で...
牧野信一 「松竹座を見て(延若のこと)」
...多くの青年は、東都の華やかな文壇に憧れて、遥々と蝟集した...
牧野信一 「貧しき日録」
...その頃未だ文科大学生であつたRが私の作品を慕つて遥々と訪れ...
牧野信一 「満里子のこと」
...村の人々は大概通つてしまつた後だと見えて続いて来る群集は近郊近在から遥々と遠足して来た樽野の見知らぬ顔が多かつたが...
牧野信一 「村のストア派」
...貴公が遥々(はるばる)将(つ)れて来た馬五百疋がいかほどに売れたか...
南方熊楠 「十二支考」
...この正月を期して、遥々、前嗣のほうから下向して来たのも、表面の理由よりは、かねてふたりの胸にそういう心契(しんけい)もあるからだった...
吉川英治 「上杉謙信」
...だがその二人が遥々(はるばる)...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
- タレントの藤本美貴さん: 子の怪我を放置した結果、骨折していたことを夫が暴露😅
- お笑い芸人の長田庄平さん: THE FIRST TAKEで初コントを披露した😄
- 卓球選手の張本智和さん: 4年連続で全日本選手権の準決勝進出を決めた🏓
