...「つかはす」といふのは遣すであつて...
池田亀鑑 「忘られぬお国言葉」
...トロ族代表者を決めて海底都市へ派遣するように...
海野十三 「海底都市」
...そのうち誰か適当な人物を派遣するという返事がきたきりで...
海野十三 「人間灰」
...伯父、軍を興して、行かさね」とのりたまひて、丸邇(わに)の臣(おみ)の祖、日子國夫玖(ひこくにぶく)の命を副へて、遣す時に、すなはち丸邇坂(わにさか)に忌瓮(いはひべ)を居(す)ゑて、罷り往(い)でましき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...今更に東の方の十二道の惡ぶる人どもを平(ことむ)けに遣す...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...開国和親の忠告書を齎(もた)らしたる特命使節を派遣すべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...特別な任務を帯びさせて派遣すると云ふのは...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...鄭樵が書籍を搜す官を派遣すること及び書籍を校讐する人が長くその任に居る必要を論じたのは...
内藤湖南 「支那目録學」
...終に日本新聞社から特に派遣する事になった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
......
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...少しの事にても病人に氣遣するときは病氣に障るものなり...
福澤諭吉 「養生の心得」
...成田竜玄昨夜物故、今日葬送、徳代参遣す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...今日野村方迄差遣す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「徳今夕より中村某へ遣す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...馬鹿……待ってってば……馬鹿……君の手柄になろうてんだよ……モシモシ聞いているかい?……君の部下を五六名大至急派遣するんだ……自動車で……君のために無類の獲物を掘り出してやったよ……ウン...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...時々ロレンソを派遣することはしたが...
和辻哲郎 「鎖国」
...トルレスは新来の神父ジョアン・バウティスタを豊後に派遣することとして...
和辻哲郎 「鎖国」
...そういう慌しい際にも彼らは一定の人数を京都の工事場に派遣することを決して中止しなかった...
和辻哲郎 「鎖国」
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