...南口にいる見習軍医か衛生下士官を派遣すべきではないか...
梅崎春生 「日の果て」
...トロ族代表者を決めて海底都市へ派遣するように...
海野十三 「海底都市」
...伯父、軍を興して、行かさね」とのりたまひて、丸邇(わに)の臣(おみ)の祖、日子國夫玖(ひこくにぶく)の命を副へて、遣す時に、すなはち丸邇坂(わにさか)に忌瓮(いはひべ)を居(す)ゑて、罷り往(い)でましき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...蛇を後見として派遣することにしたということだった...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「いえ、いえ、ラゴーフにはもう!」
...特別な任務を帯びさせて派遣すると云ふのは...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...日々(にち/\)僧院から草庵へ派遣する事になつてゐる当番の僧とで...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...まずいろいろな機関を派遣するとか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...少しの事にても病人に氣遣するときは病氣に障るものなり...
福澤諭吉 「養生の心得」
...敏腕を誇る二名の刑事を急遽ジェネシイ郡検察部(カウンテイ・シェリフ・オフィス)へ派遣するなど...
牧逸馬 「双面獣」
...名代徳(めぐむ)遣す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...津山氏へ長女道具送り遣す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「徳今夕より中村某へ遣す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...まずこれにその使命を宣告した後にこれを派遣する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...帝王が地方の政情を視察させるために派遣する役人たちは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...俺も貧すれば鈍するでスッカリ共鳴してしまって技師を派遣する費用の調達を引受ける事になった...
夢野久作 「近世快人伝」
...袁紹を説き伏せて劉皇叔(りゅうこうしゅく)を汝南に派遣するように仕向け...
吉川英治 「三国志」
...馬鹿……待ってってば……馬鹿……君の手柄になろうてんだよ……モシモシ聞いているかい?……君の部下を五六名大至急派遣するんだ……自動車で……君のために無類の獲物を掘り出してやったよ……ウン...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...時々ロレンソを派遣することはしたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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