...「つかはす」といふのは遣すであつて...
池田亀鑑 「忘られぬお国言葉」
...また明暦元年には愛親覚羅(あいしんかくら)氏が支那一統の余威を以て新(あらた)に使節を沖縄に派遣するという噂を聞いて...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...かれその大長谷の天皇の御陵を毀(やぶ)らむと思ほして、人を遣す時に、その同母兄(いろせ)意祁(おけ)の命奏して言(まを)さく、「この御陵を壞らむには、他(あだ)し人を遣すべからず...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...カムデンの記録に従えば「アイルランドへ派遣すべきものは...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...そうなれば特に海外視察に人を派遣する必要もなく...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...印度総督(ヴァイスロイ)の派遣する駐在官(レジデント)副知事(レフテナント・ガヴァナー)代官(エイゼント)等は...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...その欲求のために船舶を派遣する君主の数も多くなった...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...川路の應接係を長崎に差遣するときも...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...此の音道は支那へ遣唐使留學生を派遣するために必要であつたのである...
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」
...終に日本新聞社から特に派遣する事になった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
......
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...敏腕を誇る二名の刑事を急遽ジェネシイ郡検察部(カウンテイ・シェリフ・オフィス)へ派遣するなど...
牧逸馬 「双面獣」
...ともかく審査のために町に派遣することゝなつた...
水野仙子 「女」
...名代徳(めぐむ)遣す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...津山氏へ長女道具送り遣す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「徳今夕より中村某へ遣す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...地理測量のため人員派遣す...
山本周五郎 「風流太平記」
...袁紹を説き伏せて劉皇叔(りゅうこうしゅく)を汝南に派遣するように仕向け...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??