...轉じて、路を左に取りて、一支溪を遡る...
大町桂月 「足柄の山水」
...源流に遡らずして...
竹越三叉 「世界の日本乎、亞細亞の日本乎」
...過去に話を遡らせねばなりません...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...印刷機械の歴史を四五十年遡ることが出來たのを覺えながら...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...社会哲学 【英】social philosophy【独】Sozialphilosophie【仏】philosophie sociale【意義及び歴史】 この言葉は少くともトーマス・ホッブズ T. Hobbes(1588-1679)にまで遡る...
戸坂潤 「辞典」
...又もう一つ遡りますと高句麗といふものは夫餘國と同じ種族であるとなつて居りますが...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...若し一層遡つた時代...
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」
...なおこの淵源に遡れば...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...一座の談話は忽ち自分の高等學校退校事件の昔に遡つた...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...頼朝の諸公と遡(さかのぼ)って...
中里介山 「大菩薩峠」
...文学史を遥かに遡って...
中島敦 「鏡花氏の文章」
...しかしこの方法で遡り得るのは...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...かくの如くにして物の世界との交渉も、根源まで遡れば、神との對話と名づけうるであらう新たなる意味を發揮するであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...結局創造の時まで遡るの外はなく...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...起原は四五百年前に遡(さかのぼ)り得るのである...
柳田国男 「年中行事覚書」
...バックが火と屋根の時代を遡つて...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...そうした事実を尚深く遡って考えると...
夢野久作 「能とは何か」
...帰りに八銭均一の小(こ)蒸気でセエヌを遡(さかのぼ)るのも面白い...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??