例文・使い方一覧でみる「遠矢」の意味

...本間孫四郎（ほんままごしろう）の様な遠矢（とおや）も大砲の前にはつまらぬ... 本間孫四郎の様な遠矢も大砲の前にはつまらぬの読み方
大隈重信「吾人の文明運動」

...この遠矢（とおや）が幾分か米友に利いたと見えて... この遠矢が幾分か米友に利いたと見えての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...それを無暗に遠矢にかけるのは卑怯だ... それを無暗に遠矢にかけるのは卑怯だの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...馬上から遠矢を射かけるのである... 馬上から遠矢を射かけるのであるの読み方
中島敦「李陵」

...昔石動（いするぎ）の城より遠矢を放ちしが立ちたる処なり云々... 昔石動の城より遠矢を放ちしが立ちたる処なり云々の読み方
柳田國男「地名の研究」

...肥後飽託（ほうたく）郡島崎村大字島崎に遠矢塚がある... 肥後飽託郡島崎村大字島崎に遠矢塚があるの読み方
柳田國男「地名の研究」

...昔遠矢を試した処という... 昔遠矢を試した処というの読み方
柳田國男「地名の研究」

...が、この河幅だ、遠矢はきかぬ... が、この河幅だ、遠矢はきかぬの読み方
吉川英治「私本太平記」

...遠矢合戦に暮れていたかがわかる... 遠矢合戦に暮れていたかがわかるの読み方
吉川英治「私本太平記」

...都にまで名のきこえている代々木流（よよぎりゅう）の遠矢（とおや）の達人（たつじん）... 都にまで名のきこえている代々木流の遠矢の達人の読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...「遠矢（とおや）一本（ぽん）試合（じあい）... 「遠矢一本試合の読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...同時に遠矢（とおや）の勝敗（しょうはい）も歴然（れきぜん）と分明（ぶんみょう）いたすことになる」二名案（めいあん）だった... 同時に遠矢の勝敗も歴然と分明いたすことになる」二名案だったの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...勝負あずけとなっている遠矢のあたりの証拠（しょうこ）を持ちかえってもらいたい」「ようがす... 勝負あずけとなっている遠矢のあたりの証拠を持ちかえってもらいたい」「ようがすの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...その遠矢の的場（まとば）であるこの大鳥居の裾（すそ）に立ってみると... その遠矢の的場であるこの大鳥居の裾に立ってみるとの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...遠矢を射たものがある... 遠矢を射たものがあるの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...遠矢に左肩を射抜かれて... 遠矢に左肩を射抜かれての読み方
吉川英治「新書太閤記」

...鳴鏑（なりかぶら）の遠矢を射... 鳴鏑の遠矢を射の読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...遠矢で射てみろ」早速... 遠矢で射てみろ」早速の読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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