...今日は遙か遠くまで出かけ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...弓形は東京のよりも遙かに小さくて...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...或は海上遙かに遠いポリネシヤにも...
石川三四郎 「浪」
...遙かなる憧れの色を湛(たた)えて...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...遙かに狭く限定された存在の一角をしか直観否寧ろ概念せしめることが出来ない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...空(そら)を遙(はるか)に飛(と)んだ椋鳥(むくどり)の群(むれ)が幾(いく)つかに分(わか)れて...
長塚節 「土」
...私のもつて生れたどうにもならぬ遙かなるものへの夢を...
堀辰雄 「姨捨記」
...遙(はる)かな中央の山脈が峰々の曲線を青く浮きあがらせる...
本庄陸男 「石狩川」
...自分の属する場所に自分を発見した歓喜の方が遙かに大きかった...
牧逸馬 「上海された男」
...そうした座談の間に私は教室でよりも遙かに多く学ぶことができたのである...
三木清 「わが青春」
...「遙思三面闢窓処...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...逍遙子が沒理想論出でゝ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...すべての哲學者は逍遙子がために偏りたりとせられざること能はざるは...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...われは唯此腹稿主義の山房論文の逍遙子に向ひて世間法を求めし後に出でたるものなることを記臆しおかむのみ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...おそらくは一つとしてかの逍遙子が前沒理想...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...右手にはトノン・レ・バエンを遙に眺めながら...
吉江喬松 「山岳美觀」
...白々と流れてゐる溪を遙かの下に眺めて辿つてゆくその高みの路ばたはおほく桑畑となつてゐた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...遙かに法隆寺の塔を眺めながら歩いて行つた...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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