...良銭まで悪銭が道連れにしたのだから実に惜しい...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...孔雀(くじゃく)が豚を道連れにするエソップにでもありそうな図が憶出(おもいだ)された...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...やはり貴下の様な立派な大学生と道連れになりましてな...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...途中で道連れになつた農夫(ひやくしやう)を相手に...
薄田泣菫 「茶話」
...桃の実12・5(夕)横須賀にある海軍機関学校の校長船橋(ふなはし)中将が、大橋乙羽(おとは)がまだ存命当時、道連れになつて、一緒に米国を横切つた事があつた...
薄田泣菫 「茶話」
...――とうたひたくなる!)道連れになつたW老人の話...
種田山頭火 「其中日記」
...杣人と道連れになつて...
種田山頭火 「旅日記」
...好意で自分の道連れになったものでない...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは偶然の道連れに過ぎないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ほんの道連れになっただけのものでございます」「まだトボけているな」「お待ち下さい...
中里介山 「大菩薩峠」
...貴方のお出でになるところまで道連れになって戴(いただ)けませんでしょうか?」今は一生懸命である...
林芙美子 「新版 放浪記」
...勘三と道連れになって叔母の家へ行けば...
林芙美子 「泣虫小僧」
...一人の立派な貴族と道連れになった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(b)君は歩く力もなければ歩きようも知らない者を道連れに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...相当腕の立つ奴が二三人で棒組む……弱い武士と見ると左右から近付いて道連れになる...
夢野久作 「斬られたさに」
...道連れになっていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...何とかいう女の人とも道連れになって...
吉川英治 「宮本武蔵」
...道連れになる気もないので...
吉川英治 「宮本武蔵」
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