...会議で上司が「今日のテーマは○○だ」と道破する...
...女優が映画の試写会で「私たちの思いが込められた作品を、皆さまに道破したい」と挨拶する...
...首相が記者会見で新政策の内容を道破する...
...社長が社員向けにビジョンを道破するスピーチを行う...
...戦場で隊長が「勝利への道を切り拓くため、私たちは全力で戦います」と部下に道破する...
...最も赤裸々に道破せるものにあらずや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...古人も時務を知るものは俊傑なりと道破した...
芥川龍之介 「上海游記」
...星太陽の下に新しきことなしとは古人の道破した言葉である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...(こは夙(つと)に永井荷風(ながゐかふう)氏の「日本の庭」の一章たる「梅」の中に道破せる真理なり...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...言下(ごんか)に正体を道破して曰(いはく)...
芥川龍之介 「病牀雑記」
...」と道破(どうは)した...
芥川龍之介 「路上」
...初めて道破(どうは)し得る卓見であると思う...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...專門の碁家の道破する能はざる碁の眞理を道破し...
大町桂月 「町田村の香雪園」
...亦半面の眞理を道破したるものなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...今日のおれの旅心を道破している...
中里介山 「大菩薩峠」
...雪の性質雪の効用を道破したものとして尊敬に値するのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...写生文と普通の文章の差違は認められているにもかかわらず明かに道破されておらんのもこの理である...
夏目漱石 「写生文」
...自分の未来を明瞭に道破(いひやぶ)る丈の考も何も有つてゐなかつたからである...
夏目漱石 「それから」
...自分の未来を明瞭に道破(いいやぶ)るだけの考も何も有(も)っていなかった...
夏目漱石 「それから」
...「遠慮はいらないから死ぬさ」と迷亭が言下(ごんか)に道破(どうは)する...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...露国の隠謀を道破してあまりありというべし...
日野強 「新疆所感」
...「それは嫉妬だな」とお父(とう)樣が道破したと云ふことである...
森鴎外 「半日」
...(c)ソクラテスもそう道破しております...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??