...彼は道徳律に基づいた生き方をしている...
...道徳律は社会秩序を守るための重要な要素である...
...教師は生徒たちに道徳律を教える責任がある...
...道徳律に反することは社会的非難を浴びることになる...
...この国は道徳律を重んじる文化がある...
...枉(ま)げられぬ道徳律の許す範囲内に於(おい)て...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...問題は『近代の結婚制度は善良にして果してよく社会の需要に応ずるものなりや』と云ふのではなく『奈何(いか)にせば吾人は種族改善の為め現在のそれより更らに有効なる道徳律を発見し得るや』と云ふに存する...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...而して現在の如き社会状態にあつてはかくの如き道徳律は仮令進化の趨勢が疑ひもなく最終の目標として真の恋愛的結合に向ふにもせよ...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...何らの懐疑も反逆もなしに受け入れている敬愛する英吉利(イギリス)人の道徳律(モラリティ)を呼吸していると...
谷譲次 「踊る地平線」
...道徳律の倒錯となって現われるね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...之に訴えれば統一的な万人共通の客観的な道徳律を見出せるとなれば...
戸坂潤 「思想としての文学」
...道徳律や徳目のことではない...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...幼稚な文学は道徳律と別なものではないので...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...前者は道徳律や良心や人倫的習俗として...
戸坂潤 「日本の民衆と「日本的なるもの」」
...之を裏づけていると考えられる道徳意識――必ずしも固定した道徳律や徳目や国民道のことではない――を私は...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...堪忍するのが武士の武士たる器量である――という道徳律もある...
中里介山 「大菩薩峠」
...すなわち自我からして道徳律を割り出そうと試みるようになっている...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...一方道徳律をそれの制約として内に包含する點よりして最高の Sollen でありながら...
波多野精一 「時と永遠」
...世間の道徳律などを盾に彼此批判すべき筋のものでないことも分つて...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...」(一八一七年)〔(クリスチァン・シュツルムの著書からの書き抜き――訳者)〕*われらの衷(うち)なる道徳律と...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...依然としてわが格式に相応した一段と高尚なる道徳律を守って...
柳田国男 「家の話」
...権力の争奪は新しい道徳律を設けて...
柳田国男 「木綿以前の事」
...道徳律以外は奇蹟と安心立命の保証に充満している...
山本周五郎 「新潮記」
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