...道学者になるためには、多くの本を読まなければならない...
...彼は道学者の論文を書くことに情熱を注いでいる...
...道学者としての彼の見識は素晴らしい...
...道学者が最も大切にするのは、常に謙虚であることだ...
...彼の夢は道学者としての地位を得ることだった...
...人間の本能をその従属者たらしめることに心血を瀉(そそ)いで得たりとしている道学者は災いである...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...それを以て無上最勝の一路となす道学者は災いである...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...道学者の襟飾(ネクタイ)へ...
泉鏡花 「婦系図」
...この両国行――なかなか道学者の風説(うわさ)に就いて...
泉鏡花 「婦系図」
...道学者はお前のような犬でない...
泉鏡花 「婦系図」
...按摩(あんま)の勢揃ほど道学者輩が杖(つえ)を突張って押寄せて...
泉鏡花 「婦系図」
...生意気に道学者に難癖なんぞ着けやあがって...
泉鏡花 「婦系図」
...道学者はアッと痘痕...
泉鏡花 「婦系図」
...道学者の呆れて口が利けないのに...
泉鏡花 「婦系図」
...似而非(えせ)道学者の坂田なんぞを見返そうと云った江戸児(えどッこ)のお嬢さんに...
泉鏡花 「婦系図」
...道学者の漢文調や僧侶の白文のお経...
戸坂潤 「思想としての文学」
...道学者の道徳が鼻持ちならぬ不道徳であるように...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...完全な正直さで固められ多少道学者めいた気味のある個人の品位...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...どうも道学者流で自由な躍動(やくどう)の気に欠ける憾(うら)みがある...
中島敦 「弟子」
...昔の神道学者が、けものとけだものとを区別して、前者は野獣ゆえ食うてよく、後者は家畜とて食うはわるしと云われたのは無意味であって、古く我国では獣畜の差なく食した...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...道学者は倫理的の立場から始終(しじゅう)奢侈(しゃし)を戒(いま)しめている...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...黙って顔を反けるほどの道学者では無かったのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...個人主義的な道学者趣味...
三木清 「日記と自叙伝」
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