...そりや道修町(どしようまち)や...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...道修町(どしょうまち)のくすり屋(や)にくまがとどいて...
高山毅 「福沢諭吉」
...道修町(どしょうまち)の或る製薬会社の重役をしておいでになる...
谷崎潤一郎 「細雪」
...道修町(どしょうまち)なら此処からそう遠くない所であるのを思い...
谷崎潤一郎 「細雪」
...恐らく此処は道修町の商人たち...
谷崎潤一郎 「細雪」
...大阪道修町に住して薬種商を営む...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...何という心得違いをいうぞといった○春松検校の家は靱(うつぼ)にあって道修町の鵙屋の店からは十丁ほどの距離(きょり)であったが春琴は毎日丁稚(でっち)に手を曳(ひ)かれて稽古に通ったその丁稚というのが当時佐助と云った少年で後の温井検校であり...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...綿貫の知ってる人に道修町(どしょうまち)の薬屋の番頭(ばんと)さんあるのん幸い...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...お縫物薬研の響き打ち続く軒下通ひ道修町行く大阪に道修(どしよう)町といふ薬屋許りの町がある...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...「道修町」...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「道修町」の大阪弁について二分ほど喋り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「道修町」、何しろセリフに自信あり、気持よくやる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...今やった「道修町」が先きでやりにくし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「道修町」つきあひの方は投げて...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「道修町」が一等に当選したといふニュース...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...道修町の薬種屋の未亡人が春団治の贔屓となり...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...道修町(どしようまち)の會社に勤めてゐる三田さんといふ人ゐるだらう...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...道修町(どしょうまち)というところの建具屋へひとまず草鞋(わらじ)をぬぎ...
山本周五郎 「柳橋物語」
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