...大切(だいじ)の道しるべをなくしたら...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...かえりみる人のない道しるべのように目立たない姿で...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...あるいはまた八咫烏(やたがらす)が皇軍の道しるべをしたとあると...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...そして各方面からこの境界を踏み出そうという人々に道しるべをするのである...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...鼻欠(はなかけ)地蔵(じぞう)の道しるべから畑中を一丁ばかり入り込んで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...町の辻の迷児の道しるべのあるところに...
中里介山 「大菩薩峠」
...何かの道しるべを見たかったからです...
中里介山 「大菩薩峠」
...己れの道しるべを見る如し...
林芙美子 「浮雲」
...これから先の道しるべ...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...地べたにはレールというもっと確(たし)かな道しるべがあった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...その道しるべとでも云うのでしょうか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ただ所々に小石を積んで道しるべにしてあるのが...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...只所々に小石を積んで道しるべにしてあるのが...
吉江喬松 「山岳美觀」
...いつか先生の芳志に報うことができるかも知れない」「この西蜀四十一州図の一巻は、他日、入蜀の道しるべ...
吉川英治 「三国志」
...「どうもありがとうございました」竹童はその道しるべより...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「違う……」「道しるべの石だ」「と...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...道しるべの石を読んで...
吉川英治 「野槌の百」
...是ヨリ三十一町奥之院道谷川橋の断崖(きりぎし)の際(きわ)にある道しるべ石の文字が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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