...貴女には道しるべ...
泉鏡花 「海神別荘」
...道しるべのひもが...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...「それじゃ、道しるべが、なくなってしまったんだね...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...道しるべのひもを切ったのも...
江戸川乱歩 「探偵少年」
......
種田山頭火 「旅日記」
...この取止めもない想い出話が一つの道しるべともなれば仕合せである...
寺田寅彦 「科学に志す人へ」
...昔は五月蠅(ごがつばえ)と書いてうるさいと読み昼寝の顔をせせるいたずらものないしは臭いものへの道しるべと考えられていた...
寺田寅彦 「自由画稿」
...第五 寺杖(つえ)のかわりの蝙蝠傘(こうもりがさ)と共に私が市中(しちゅう)散歩の道しるべとなる昔の江戸切絵図(えどきりえず)を開き見れば江戸中には東西南北到る処に夥(おびただ)しく寺院神社の散在していた事がわかる...
永井荷風 「日和下駄」
...そこで迷児の道しるべの前に立っていた米友が...
中里介山 「大菩薩峠」
...道しるべの上から飛び立って...
中里介山 「大菩薩峠」
...ある時は道しるべの案内記として...
中里介山 「大菩薩峠」
...「お休み」や「菩提樹」や「春の夢」や「道しるべ」や「辻(つじ)音楽師」に匹敵する美しい歌が他にあったであろうか...
野村胡堂 「楽聖物語」
...わたしの唯一の道しるべとして...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...その道しるべとでも云うのでしょうか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ただ所々に小石を積んで道しるべにしてあるのが...
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」
...道しるべの朽ちた柱とを見ました...
吉川英治 「江戸三国志」
...いつか先生の芳志に報うことができるかも知れない」「この西蜀四十一州図の一巻は、他日、入蜀の道しるべ...
吉川英治 「三国志」
...道しるべをいたすなどともうして...
吉川英治 「神州天馬侠」
便利!手書き漢字入力検索