例文・使い方一覧でみる「遑」の意味


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...殆んど思うに(いとま)あらざりしなり...   殆んど思うに遑あらざりしなりの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...枚挙にがないだろう...   枚挙に遑がないだろうの読み方
戸坂潤 「世界の一環としての日本」

...近き頃森田草平(もりたそうへい)が『煤煙(ばいえん)』小粟風葉(おぐりふうよう)が『耽溺(たんでき)』なぞ殊の外世に迎へられしよりこの体(てい)を取れる名篇佳什(かじゅう)漸く数ふるに(いとま)なからんとす...   近き頃森田草平が『煤煙』小粟風葉が『耽溺』なぞ殊の外世に迎へられしよりこの体を取れる名篇佳什漸く数ふるに遑なからんとすの読み方
永井荷風 「矢はずぐさ」

...おそらく血は刀に附く(いとま)がなかったろう――切ると一緒に高いところから足で蹴落(けおと)して(その証拠には...   おそらく血は刀に附く遑がなかったろう――切ると一緒に高いところから足で蹴落して(その証拠にはの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...應接に(いとま)もなく襲ひかゝるのです...   應接に遑もなく襲ひかゝるのですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...今は歴史的敍述に立入るはない...   今は歴史的敍述に立入る遑はないの読み方
波多野精一 「時と永遠」

...其事跡に見はれたるものは枚擧にあらず...   其事跡に見はれたるものは枚擧に遑あらずの読み方
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」

...もはや我が身も自ら顧みるに(いとま)あらず...   もはや我が身も自ら顧みるに遑あらずの読み方
福沢諭吉 「日本男子論」

...枚挙にないほどの――...   枚挙に遑ないほどの――の読み方
牧野信一 「「学生警鐘」と風」

...めあてのないだしさで急いでくる蝦蟇の群...   めあてのない遑だしさで急いでくる蝦蟇の群の読み方
三好達治 「測量船」

...しかし子供の意識は断えず応接に(いとま)あらざる程の新事実に襲われているのであるから...   しかし子供の意識は断えず応接に遑あらざる程の新事実に襲われているのであるからの読み方
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」

...不枚挙(まいきよにいとまあらず)...   不遑枚挙の読み方
森鴎外 「津下四郎左衛門」

...民族的本性を反省するになく...   民族的本性を反省するに遑なくの読み方
吉川英治 「折々の記」

...深思の(いとま)もなく...   深思の遑もなくの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...防ぐに(いとま)もなく...   防ぐに遑もなくの読み方
吉川英治 「三国志」

...――天のわれにかし給える数刻の時は――敵がそれを知るまでの(いとま)でしかない...   ――天のわれにかし給える数刻の時は――敵がそれを知るまでの遑でしかないの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...なお眼を移す(いとま)もなく...   なお眼を移す遑もなくの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...駈けつける(いとま)なく...   駈けつける遑なくの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「遑」の読みかた

「遑」の書き方・書き順

いろんなフォントで「遑」


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