...そしてソーダ水が含む非常に過剰な炭酸はとくに装置の金属物質に強く作用する...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...男子らはその仕留めた野獣や魚の過剰なものよりしか婦人たちには与えなかったろうと思われるからである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ここぢや人員が過剰なとこへ君たちが割り込んで来たのだ...
武田麟太郎 「現代詩」
...過剰な感傷がないのだ...
太宰治 「鉄面皮」
...無用に過剰なる照明にあると思った...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...過剰な野菜がうんと立ち流しの下に腐っていたり...
徳田秋声 「仮装人物」
...日本の所謂左翼が有っていた一種過剰な純粋性――それを公式主義とかセクト主義とか官僚主義とか其の他色々に云ったものだ――から来る反作用...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...問題になる自意識は大抵過剰な自意識で...
戸坂潤 「思想としての文学」
...入学希望者が過剰なため...
戸坂潤 「社会時評」
...内に燃え上がる過剰な力に苦しみつづけたミケルアンゼロ...
序 豊島与志雄 「ジャン・クリストフ」
...そしてかかる過剰な充実の直接の結果は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...何か過剰なるもの...
中井正一 「過剰の意識」
...この過剰な意識を横にぬぐって...
中井正一 「国会図書館のこのごろ」
...粗生生産物が過剰なときにも...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そういう過剰など持とうにも持てない人ばかり多いときには...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...人智への過剰な信頼による...
柳宗悦 「工藝の道」
...ほとんどは女への過剰なおつきあいの精神...
山川方夫 「愛のごとく」
...同時に人口をして過剰ならしめ...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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