...運転時間の超過分は追加料金が発生します...
...請求書には消費税とともに超過分が記載されています...
...確定申告の際、所得が原因での超過分に対する課税があります...
...社会福祉事業に寄付する際、超過分は無駄なく使われるよう寄付者が確認する必要があります...
...建設費用の超過分は発注者の負担になる場合があるため、注意が必要です...
...過分と云ふべし...
芥川龍之介 「僻見」
...幾多のことを運命の過分な恩寵と感ずるやうになつて來た...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...且復御物も過分之失墜にて候...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...過分の潤(うるお)いがあったということです...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここまで引見の特権を与えた過分の町人としての待遇に過ぎないところを見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は二人が私に対してもっている過分な希望を読んだ...
夏目漱石 「こころ」
...それはほとんど過分だといっていいくらいで...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...過分の名聲を得てゐたのであつたが...
正宗白鳥 「昔の西片町の人」
...もし主人過分に贏(もう)けて訟(うった)えらるれば死刑に逢う...
南方熊楠 「十二支考」
...その巣を掘って穀を過分に得...
南方熊楠 「十二支考」
...過分なかたじけない仰せを光明にいたしまして」未亡人はお文(ふみ)を拝見するのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...過分な御寵愛を受けまして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...過分な幸福をどう処置してよいかわからぬふうでございます...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ファウスト若者奴に過分な恵(めぐみ)を...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...かりにまた譜代(ふだい)の家来に過分の加増をするとしても...
柳田國男 「名字の話」
...官兵衛は心中にその過分な辞をすこし疑ったが...
吉川英治 「黒田如水」
...こちらが過分に存ずる...
吉川英治 「新書太閤記」
...死を待つ国法の罪人に、過分とも何とも、これ以上は、好意の表現がないほど、優遇を尽してくれている細川家に対し、また接伴役の家士に対して、今のことばが、ちょっとでも、不平とひびいては申し訳ないという気持が、期せずして、誰の眉にも、ぴりっとうごいたのであった...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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