...精神と肉体を完全に遊離する術(すべ)を知っています...
池谷信三郎 「橋」
...変化を原理とする限りの歴史からは遊離することが出来る...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...自己という地盤を遊離することである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...それだけそれは存在を遊離する...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...少なくとも多少でもこの現実を遊離するのを立前とする論理とが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...公衆を目標にする政治が民衆から遊離するのは...
豊島与志雄 「異邦人の意欲」
...私は政治から遊離するところの知識人を...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...世界観としてかかる態度で遊離する場合がある...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...馬車の方向から自ら遊離しているように遊離する場合が起るのである...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...知識が政治から遊離する場合の...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...ディオゲネス型の何れもこれを足場に政治行動から遊離する基盤をもっているのである...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...知識を政治から遊離する二つの基礎...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...世間の生活から遊離することなくして仏法を行ずるということに無戒ということの積極的意義がある...
三木清 「親鸞」
...その遊離することにおいてなお現実に制約されているのである...
三木清 「哲学入門」
...客観して描写したり――気分の上で文学研究会は実生活と遊離する危険にさらされていたのだ...
宮本百合子 「「鎌と鎚」工場の文学研究会」
...美は実用から遊離すると考えられるからである...
柳宗悦 「工藝の道」
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