...往年外遊の際、レクラム会社を見学してその事業的規模の大なるには驚いたが、編集態度においては岩波文庫が、その先蹤たるレクラム文庫を恥ずかしむるものでないと、ひそかに慰むるところがあった...
岩波茂雄 「岩波文庫論」
...あの小説家の上原さんなんかと一緒に東京中を遊びまわって...
太宰治 「斜陽」
...主人のお友だちの伊馬さんが久し振りで遊びにいらっしゃって...
太宰治 「十二月八日」
...矢張熊谷と遊びたかったからなのだそうです...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...ほんたうに遊ぶ気分...
種田山頭火 「其中日記」
...兄が遊蕩(ゆうとう)を始めてから...
徳田秋声 「あらくれ」
...深く御評議遊ばされずては...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それで私と一緒に遊んでいた妹もベソをかきながら...
徳永直 「戦争雑記」
...越したって時々遊びに来るから...
豊島与志雄 「古井戸」
...念入りに風邪は引きましたよ」「投り込んだ相手は判るのか」「頬冠(ほおかむ)りをした遊び人風の男が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前(まへ)は性根(しやうね)を何處(どこ)へ置(お)いて來(き)たとからかはれながらも遊(あそ)びの中間(なかま)は外(はづ)れざりき...
樋口一葉 「たけくらべ」
...珠子さんは買いたてのプジョォへ長謙さんを乗っけて森(ボア)へ遊びに行っていた...
久生十蘭 「だいこん」
...離宮(りきゅう)へ遊びにお出かけになりました...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「眠る森のお姫さま」
...輪をつくっては遊んでいた...
堀辰雄 「幼年時代」
...俺は今夜偶然に夢中遊行を起したのだ...
夢野久作 「一足お先に」
...最前も屡(しばしば)呼んだと申すか」「塀をお越え遊ばして...
吉川英治 「江戸三国志」
...遊女たちも皆、船の上に、日傘をさし並べて、淀の流れの中ほどまで、一行を送りに出た...
吉川英治 「平の将門」
...此湖水などへは舟で幾度も遊びに来たことが有り升...
若松賎子 「鼻で鱒を釣つた話(実事)」
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