例文・使い方一覧でみる「遁れ」の意味


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...手を振つて之を斥けるよりも先づ眼を背けて其醜より遁れむとする...   手を振つて之を斥けるよりも先づ眼を背けて其醜より遁れむとするの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...自分は山に遁れても完全に社會を脱却することが出來ない...   自分は山に遁れても完全に社會を脱却することが出來ないの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...いとも危うく身を遁れて...   いとも危うく身を遁れての読み方
泉鏡花 「活人形」

...或はさきに郷党を遁れた古河派が策動し中傷した結果でもあったのか...   或はさきに郷党を遁れた古河派が策動し中傷した結果でもあったのかの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...こうして人間のおせっかいから遁れて...   こうして人間のおせっかいから遁れての読み方
薄田泣菫 「艸木虫魚」

...死すべき命を卑怯にも遁れ給ひしと世の口々に嘲られて...   死すべき命を卑怯にも遁れ給ひしと世の口々に嘲られての読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...戦場を遁れて逐電すと云々...   戦場を遁れて逐電すと云々の読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...ただこの鎌倉の土地から遁れてみたいといふところにあるのだ...   ただこの鎌倉の土地から遁れてみたいといふところにあるのだの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...Huys Mans はカソリツクに遁れた...   Huys Mans はカソリツクに遁れたの読み方
田山録弥 「J. K. Huys Mans の小説」

...プーリダマスは身をかはし遁れぬ...   プーリダマスは身をかはし遁れぬの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...難を遁れ得ることは極めて少い...   難を遁れ得ることは極めて少いの読み方
豊島与志雄 「生活について」

...警察の手を遁れようと必死になつて...   警察の手を遁れようと必死になつての読み方
南部修太郎 「死の接吻」

...何故か私の視線を遁れるやうに...   何故か私の視線を遁れるやうにの読み方
南部修太郎 「ハルピンの一夜」

...急に米国行を思立ったのはルグナンシェから遁れる為であった...   急に米国行を思立ったのはルグナンシェから遁れる為であったの読み方
松本泰 「日蔭の街」

...多くの捕り方に取り囲まれしを、巧みに遁れ、拙者、眼前に現れましたで、引っ捕えて突きだそうと、存じましたなれど、聞けばこの者、当時、大江戸に名高い、例の怪賊、闇太郎に紛(まぎ)れなき由、承わって、御隠居さまへ、御土産(おみやげ)として召し連れました次第でござりまする」「何に? 闇太郎――?」と赭ら顔の老人の唇から、その刹那、流石(さすが)に、愕きの叫びが洩れた...   多くの捕り方に取り囲まれしを、巧みに遁れ、拙者、眼前に現れましたで、引っ捕えて突きだそうと、存じましたなれど、聞けばこの者、当時、大江戸に名高い、例の怪賊、闇太郎に紛れなき由、承わって、御隠居さまへ、御土産として召し連れました次第でござりまする」「何に? 闇太郎――?」と赭ら顔の老人の唇から、その刹那、流石に、愕きの叫びが洩れたの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...まだ己は圏(わ)の外(そと)へ遁れずにいるが...   まだ己は圏の外へ遁れずにいるがの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...その隙にまたここを遁れ出でて大きなる沼の岸に出でたり...   その隙にまたここを遁れ出でて大きなる沼の岸に出でたりの読み方
柳田国男 「遠野物語」

...その戈や槍から遁れることはできなかった...   その戈や槍から遁れることはできなかったの読み方
吉川英治 「三国志」

「遁れ」の読みかた

「遁れ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「遁れ」

「遁れ」の英語の意味


ランダム例文:
かちどきをあげる   瓦町   奇天烈  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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