例文・使い方一覧でみる「遁」の意味


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...彼はこの隱の中に於いて...   彼はこの隱遁の中に於いての読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...老人はこそこそと(に)げるやうに火鉢の傍から離れて...   老人はこそこそと遁げるやうに火鉢の傍から離れての読み方
石川啄木 「道」

...青山(あをやま)の知邊(しるべ)へ(に)げるのだけれど...   青山の知邊へ遁げるのだけれどの読み方
泉鏡太郎 「十六夜」

...女房のする事は大抵(たいてい)見(みのが)してやるさ...   女房のする事は大抵見遁してやるさの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...そのためにこの世をはかなんで世(とんせい)の志をいだくというわけでもない...   そのためにこの世をはかなんで遁世の志をいだくというわけでもないの読み方
寺田寅彦 「神田を散歩して」

...かえって神尾の暴虐の手から(のが)れようとする途端に...   かえって神尾の暴虐の手から遁れようとする途端にの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...醫者(いしや)はモルヒネの注射(ちうしや)をして僅(わづか)に睡眠(すゐみん)の状態(じやうたい)を保(たも)たせて其(そ)の苦痛(くつう)から(のが)れさせようとした...   醫者はモルヒネの注射をして僅に睡眠の状態を保たせて其の苦痛から遁れさせようとしたの読み方
長塚節 「土」

...蒸(む)されるやうな暖(あたゝ)かさに居(ゐ)たゝまらなく成(な)つて倉皇(そゝくさ)と(に)げ去(さ)つた後(あと)へ一遍(ぺん)に來(き)た春(はる)の光(ひかり)の中(なか)に彼(かれ)は意識(いしき)を恢復(くわいふく)した...   蒸されるやうな暖かさに居たゝまらなく成つて倉皇と遁げ去つた後へ一遍に來た春の光の中に彼は意識を恢復したの読み方
長塚節 「土」

...私などは寧ろ戰へ上つて早々げ出したくなつた...   私などは寧ろ戰へ上つて早々遁げ出したくなつたの読み方
濱田耕作 「沖繩の旅」

...クウ※ーン・スコワヤ・プレースの住居を隠舎(Hermitage)と名づけて...   クウ※ーン・スコワヤ・プレースの住居を隠遁舎と名づけての読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...小生の到着を待たずしていちはやく走しました...   小生の到着を待たずしていちはやく遁走しましたの読み方
牧野信一 「痴酔記」

...いくら騒いでも到底(のが)れる事は出来ないのだから...   いくら騒いでも到底遁れる事は出来ないのだからの読み方
松本泰 「P丘の殺人事件」

...わしは世(とんせい)しておる...   わしは遁世しておるの読み方
山本周五郎 「似而非物語」

...世(とんせい)して来たということは...   遁世して来たということはの読み方
山本周五郎 「山彦乙女」

...自分の世(とんせい)も...   自分の遁世もの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...火幻惑(かとんげんわく)の逃術(とうじゅつ)であって...   火遁幻惑の逃術であっての読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...大難を(のが)れたが...   大難を遁れたがの読み方
吉川英治 「松のや露八」

...いくら隠(いんとん)の身でもなかなか忙しいから...   いくら隠遁の身でもなかなか忙しいからの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

「遁」の読みかた

「遁」の書き方・書き順

いろんなフォントで「遁」

「遁」の英語の意味

「遁なんとか」といえば?   「なんとか遁」の一覧  


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