...所が、同僚の侍たちになると、進んで、彼を飜弄(ほんろう)しようとした...
芥川龍之介 「芋粥」
...仕事はどのくらい進んでいるか...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「はだかの王さま」
...予等二人が十五六間(けん)も進んで這入(はい)ってゆくと漸(ようや)く前面にぼんやり萱葺(かやぶき)の門が見えだした...
伊藤左千夫 「八幡の森」
...進んでゆく間に水もほとんどかぶらなかった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...父様の御研究が進んでゆくようにこれからはもっと全力を尽して父様をお助けしなくてはならない……なぞといろいろ考える...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...そう云う時に夫も妻も進んで決定しようとはせず...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...すべての世間の科学的常識が進んで行く世の中に文学だけが過去の無知を保守しなければならないという理由はどうにも考えられない...
寺田寅彦 「科学と文学」
...さらに進んで形而上のことを観察したらんにはいかん...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...自ら進んで自己を進歩の祭壇に提供する犠牲もある...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...二十九日の晩飯は食慾が進んでふだんよりよほど多く食べた...
中勘助 「胆石」
...彼は物好(ものずき)にも自(みずか)ら進んでこの後(うし)ろ暗(ぐら)い奇人に握手を求めた結果として...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...水に添ふ狭い石の通路を進んで行くに随つて...
原民喜 「夏の花」
...そのほうへつき進んで...
久生十蘭 「キャラコさん」
...それが今一歩進んで...
正岡子規 「病牀六尺」
...突き進んでいるみたいな...
山川方夫 「昼の花火」
...この暗中を貫き進んで輝いているのは今はベルグソンだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...あと二回の時にはフィンランド陣三人の抜き合いとなり村社が四番目になって進んでいる...
横光利一 「欧洲紀行」
...せいぜいが仁王堂附近まで進んでは...
吉川英治 「私本太平記」
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