...私は恐る恐る前へ進み出た...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...この心掛けをもってわれわれが毎年毎日進みましたならば...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...足を動かしても進みませんよ...
海野十三 「恐竜島」
...おつきの女房の駿河の局さまが口を引きしめてそろそろと進み出て...
太宰治 「右大臣実朝」
...今日にては安仁(やすひと)神社の宮司(ぐうじ)に進みて...
田中貢太郎 「神仙河野久」
...パリス (廟の前へ進みて)なつかしい花(はな)の我妹子(わぎもこ)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...彼等の黒き兵船の四十こぞりてアイア,スに附きて聖なるユゥボィア島のをちより進み來ぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...進み迎へて手をとりて思をこめて陳じ曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...私が大学に進み彼女が女学校の上級になると...
豊島与志雄 「理想の女」
...あんまり頭が進み過ぎていても...
中里介山 「大菩薩峠」
...ズカズカと進みでて...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...――昨夜何にか變つたことでも――」平次は靜かに問ひ進みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...食進み、たっぷり三杯...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...とにもかくにも一定の方向と言ったようなものを見つけ出して進みたいと思っている人間には...
三好十郎 「恐怖の季節」
...船場大塩平八郎は天満与力町(てんまよりきまち)を西へ進みながら...
森鴎外 「大塩平八郎」
...一群れの老民が道に拝跪(はいき)しながら進みでて...
吉川英治 「三国志」
...列座の中から進み出た者がある...
吉川英治 「三国志」
...さすれば玄徳は、進むに進み得ず、退(しりぞ)くに退き得ず、両難に陥るというわけか...
吉川英治 「三国志」
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