...義仲が相提携して進みたる行家は...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...進みながら疑惑する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...参詣のものをして代わり代わりひざまずき進みて...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...少年たちは、ひとりずつ、それを渡って、おくへ進みます...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...本庄は宮岡警部の前に進み出て...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...今日既に滅亡の方向に進みつゝある故...
丘浅次郎 「人類の将来」
...当人の気が進みませんものですから...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...部屋のまん中へ進み出た...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...一人で道を進み得るのは神のみであり...
豊島与志雄 「風景」
...進みいこうとする足もとに群がってやってくるタックルのようなものを鋭くはらい捨て...
中井正一 「美学入門」
...「親分の死骸を見附けた時のことを詳(くは)しく聽きたいが――」平次は靜かに問ひ進みます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...當てにしない方がよからう」調べは綿密に進みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...女が進み出て、身障者の横に来て、言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...次いで牧畜状態に進み...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...闘技場の中へ進み出るがいい...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...後(のち)兵事課長に進み...
森鴎外 「渋江抽斎」
...では行って来るぞ」駒をめぐらして、進みかけると、円満坊はつとその鞍わきへ駆け寄って、「――万吉どの...
吉川英治 「黒田如水」
...余りに軽々しくお進みあるな...
吉川英治 「三国志」
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