...連続している千句中のどこの二句を抜き出してきてもそれは和歌とほとんど相違のないものであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...それが連続して現われると...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...連続している歴史的発達の径路においてどこに人の代ならぬ神の代があったとすることが出来ようか...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...生活の動きは断えることなく連続している...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...宇宙的時間は連続している...
戸坂潤 「科学論」
...両者は直ちに連続している...
戸坂潤 「再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」
...再び連続していることを示すのである...
中井正一 「美学入門」
...この固定された「図式空間」であるフィルムのおのおののコマが連続して...
中井正一 「美学入門」
...その画面は絵巻物を繰りひろぐるが如く上巻より下巻まで連続して春夏秋冬の四時(しじ)に渉(わた)る隅田川両岸の風光を一覧せしむ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...江戸時代にあっては堤上の桜花はそれほど綿密に連続してはいなかったのである...
永井荷風 「向嶋」
...悲鳴の声が連続して起ります...
中里介山 「大菩薩峠」
...一分(いちぶ)の隙(すき)もなく連続しているとのみ信じていた...
夏目漱石 「思い出す事など」
...連続していないか判然しない...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...しかしいかに病的とはいえ、みずから明瞭(めいりょう)に自覚しておるにかかわらず、夢に見たことが、さめたるのちまでも、その現象(げんしょう)の消え去らず、連続しておった...
新渡戸稲造 「自警録」
...悲しく連続して聴えていた...
萩原朔太郎 「猫町」
...こういう具合にだけは二つの場面は連続している...
堀辰雄 「鳥料理」
...と売子同志の声の争いが連続して来る...
横光利一 「欧洲紀行」
...窓硝子(ガラス)が連続して穴を開けた...
横光利一 「上海」
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