...海岸線に沿うてはるか遠くまで連続して見渡されるロッキーの山々はもうたっぷりと雪がかかって...
有島武郎 「或る女」
...殆ど連続しているあたりの景色...
石川欣一 「山を思う」
...ぱぱぱぱッと連続して光った...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...つまり連続して、十ケ所で水力発電をするのだった...
海野十三 「超人間X号」
...五七五の句と七七との句がかわり番に何句か連続している連歌もしくは俳諧の一番初めの句をいうのでありまして...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...而して群馬県北海老瀬村ハ谷中村の堤内に在り田園連続して人家近接し地勢上全く同一村落の如くまた他県の観を存せず...
田中正造 「非常歎願書」
...あとからあとへと湧くが如くに連続して来るその三味線の音――...
田山録弥 「島の唄」
...直接連続していたから...
戸坂潤 「科学論」
...永い歴史を貫いて連続しているのである...
中井正一 「脱出と回帰」
...その画面は絵巻物を繰りひろぐるが如く上巻より下巻まで連続して春夏秋冬の四時(しじ)に渉(わた)る隅田川両岸の風光を一覧せしむ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...そうしてどこまで喰い込んで行っても際限を知らない同じ作用が連続して...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...ははあ連続している哩(わい)と相互の区別ができるくらいに...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...しかしいかに病的とはいえ、みずから明瞭(めいりょう)に自覚しておるにかかわらず、夢に見たことが、さめたるのちまでも、その現象(げんしょう)の消え去らず、連続しておった...
新渡戸稲造 「自警録」
...この位連続してお手際が見えると...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...さらに笑いの小爆発は連続してやまなかった...
山川方夫 「愛のごとく」
...と売子同志の声の争いが連続して来る...
横光利一 「欧洲紀行」
...道路が尽くの道路に連続しているように...
横光利一 「欧洲紀行」
...遼陽の城市は二千年の間連続して幾多の変遷を経てゐるが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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