...造化の妙趣の中に神を悟るべしというがその根本精神である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...私は造化の妙にうたれるのである...
種田山頭火 「草木塔」
...実に驚嘆すべき造化の妙機のあることに今まで少しも心づかないでいたのが...
寺田寅彦 「鎖骨」
...あれもやはり造化の妙機であって...
寺田寅彦 「鎖骨」
...このように物を食うための器械としての歯や舌が同時に言語の器械として二重の役目をつとめているのは造化の妙用と言うか天然の経済というか考えてみると不思議なことである...
寺田寅彦 「自由画稿」
...ここにも造化の妙機がある...
寺田寅彦 「自由画稿」
...かえって造化の妙用に逆らわないゆえんであるかもしれないのである...
寺田寅彦 「自由画稿」
...このほか造化の妙工を計れば枚挙に遑(いとま)あらず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...人はただこの造化の妙工を藉(か)り...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...人の手に示された造化の妙に匹敵することができぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...あの材料が含む造化の妙である...
柳宗悦 「工藝の道」
...その無表現のところに在る……無から有を生ずるところに在る……不変不動のまま千変万化するところにある……造化の妙理...
夢野久作 「鼻の表現」
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