...自由に成層圏にも行動し得るすばらしい航空機が速やかに造られなければなりません...
石原莞爾 「最終戦争論」
...両軍の分離に乗じ速やかに主力をもってサボナからケバ方向に前進し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...速やかに一抛、兵と苦楽をともにせしめねばならぬ...
石原莞爾 「戦争史大観」
...事柄の落着を出来るだけ速やかにするにはその方がいいと思ってした事ではあるが...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...しかし彼の子供らしい上機嫌を速やかに理解するために...
堀辰雄 「水族館」
...速やかに修正することが重要だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...駈ける馬に乗つたよりも速やかに突風を衝いて...
牧野信一 「鬼の門」
...より速やかにアポロの通りに行き着ける……」W「僕は兵士ぢやない芸術家だ...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...血蝮に咬まれた者蝮の肉を創(きず)に付くれば速やかに治すというごとく...
南方熊楠 「十二支考」
...重ねて見付けたら速やかに知らせよと頼む...
南方熊楠 「十二支考」
...いと速やかに人の手足を切断するが故に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その速やかに逃げ去るのをとどめ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしはそれが速やかに逃げ去ろうとするのを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この大作を無造作に引き受けて速やかに仕上げた伎倆は全く驚歎に値する...
山本笑月 「明治世相百話」
...それ軍民ともに速やかに平日の務めに帰し...
吉川英治 「三国志」
...――いまは速やかに残余の蜀兵を追いかけ追いくずし...
吉川英治 「三国志」
...速やかに、浅井、朝倉などの徒を、山より追い下し、各には武器をすてて本来の仏弟子に返られい」腹からの声である...
吉川英治 「新書太閤記」
...――それ程、凡(ただ)ならずと思うなれば、なぜ、賤ヶ嶽の桑山修理も、汝(なんじ)の主人高山右近も、速やかに、手勢をもって、馳せ加わらぬか」叱咤と共に、その使者を、槍の石突(いしづき)で突き倒し、ふたたび阿修羅(あしゅら)となって、敵兵を迎えた...
吉川英治 「新書太閤記」
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