...一八六七年 八月二十五日 逝く...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...彼の逝くや朝露の如し...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...青春が逝くと云ふ感じが身慄ひのやうに彼を通つて過ぎた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...ニュートンは一七二七年の三月三十一日に八十四歳の高齢で逝くなったのでした...
石原純 「ニュートン」
...事業を遺して逝くことができる...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...第二回昨晩は後世へわれわれが遺して逝くべきものについて...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...われわれは文学をもってわれわれの考えを後世に遺して逝くことができます...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...二十日、内藤鳴雪逝く...
高浜虚子 「五百句」
...誄志田君今や我等旧友に先じて逝く...
辰野隆 「旧友の死」
...――あゝ逝くものは逝く...
種田山頭火 「一草庵日記」
...春は逝く、夏近し、いよ/\晴れた、苗代作りが初まつた、それは感じのよい仕事だ...
種田山頭火 「其中日記」
...友邦を救ふが爲に恩愛の妻に別れてこゝに逝く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...嗟乎公や逝く、公の後継者たるべき人物は果して有りや無しや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...たうとうその女もその病氣で逝くなつたばかりだつた...
長谷川時雨 「「郭子儀」異變」
...現状から見て建物の方が先に逝くだろう...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...皆逝(ゆ)く――残れる者も亦(また)逝く――...
松崎天民 「友人一家の死」
...三死別の哀苦は、逝くものよりも、感じやすい心と共に殘るものゝ方がどんなにか強く生々しいことでせう、あなたはようくそれを知つてゐらつしやるのですね...
水野仙子 「響」
...旅は泪よ故里(クニ)はまだかよその日その日の夢になく運命(サダメ)に弱い我は悲しい渡り鳥旅は夢かよ春も逝くかよ柳の雨に濡れて泣く燕でないが我も悲しい渡り鳥―10・5・4―...
森川義信 「旅人の唄」
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