...越えて八月、宗盛、革命軍の軍鋒、竹を破るが如きを聞き、倉皇として北陸道追討の宣旨を請ひ、中宮亮平通盛、但馬守平経正等を主将とせる征北軍を組織し、彼が奔流の如き南下を妨げしめたり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...然れども、九月通盛等の軍、彼と戦つて大に敗れ、退いて敦賀の城に拒ぎしも遂に支ふる能はず、首尾断絶して軍悉く潰走し、辛くも敗滅の恥を免るゝを得たり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...またわが『平家物語』における三位(さんみ)通盛(みちもり)の妻小宰相(こざいしょう)の自殺の如きもこの類である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...尻池村をすぎ平知章墓(たひらのともあきらのはか)監物頼賢墓(けんもつよりかたのはか)平通盛墓を看る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それが交通盛んな平野地方においても認められぬ処があるために...
柳田国男 「年中行事覚書」
...長男通盛(みちもり)は...
吉川英治 「随筆 新平家」
...同陣の盛俊だの通盛(みちもり)などは...
吉川英治 「随筆 新平家」
...越前三位通盛(さんみみちもり)を始め...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...三位通盛の死骸を見つけだして...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...通盛(みちもり)...
吉川英治 「源頼朝」
...通盛(みちもり)...
吉川英治 「源頼朝」
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