...「産字(うぶな)」と「通名(つうみょう)」ってどう違うの?...
...固有名(こゆうめい)を普通名(ふつうめい)と同(どう)一程度(ていど)に見(み)てゐるのであらう...
伊東忠太 「誤まれる姓名の逆列」
...普通名詞として燕(つばくろ)のやうな紺の法被を着た大工を呼ぶなどは...
薄田泣菫 「茶話」
...二重性格を意味する普通名詞としても亦...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...用いられし普通名詞は...
高木敏雄 「比較神話学」
...わざと先輩という失礼な普通名詞を使用するのである...
太宰治 「帰去来」
...「ムッソリニ」は普通名詞のモスリンから転化したもので...
谷譲次 「踊る地平線」
...関を守る人という意味の特別普通名詞であるに相違ない...
中里介山 「大菩薩峠」
......
牧野富太郎 「植物一日一題」
...「通名御柳寛保年中夾竹桃ト同時ニ始テ渡ル甚活シ易シ其葉扁柏ノ如ニシテ細砕柔嫩々トシテ下垂ス夏月穂ヲ出ス淡紅色草花ノ如シ秋ニ至リ再ビ花サク本邦ニ来ルモノ一年両度花サク唐山ニハ三度花サクモノモアリ故ニ三春柳ノ名アリ云々」と叙してあって...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...今日ではただカキツバタの一通名で一般に通っていて...
牧野富太郎 「植物記」
...そしてこの垂糸海棠の通名として須(すべか)らく花(ハナ)カイドウを用うべきものである...
牧野富太郎 「植物記」
...文壇での通名木下杢太郎さんがこの本の装釘をして下すったと云うことわりがきがドイツ文で書き入れてあるが...
森鴎外 「訳本ファウストについて」
...すなわち最初普通名詞として無邪気に用いていたのが...
柳田國男 「地名の研究」
...別に装飾的意匠を必要としない限りはこれらの普通名詞の前後へちょっと何か区別の語を添えればよかった...
柳田國男 「地名の研究」
...実際は多くの新しい普通名詞も同じように...
柳田國男 「地名の研究」
...こういう場所を意味した普通名詞なることが知れるのである...
柳田國男 「地名の研究」
...名が一家の開墾区域の普通名詞である証拠はこれでも十分であるが...
柳田國男 「地名の研究」
...普通名詞にもこの意味に用いられている...
柳田國男 「地名の研究」
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