...彼は通人だから、あの美術展の企画にも参加している...
...この店は通人向けの本が多いので、よく利用される...
...通人たちはよくそのカフェで会合を開いている...
...彼女は通人としての人脈が広いので、あちこちでお世話になっているようだ...
...大学時代から通人と付き合っていた彼は、社会人になってからも交流を続けている...
...さうして実に普通人の有つてゐる凡ての物を有つてゐるところの人でなければならぬ...
石川啄木 「弓町より」
...「通人てものは旨(うま)い物ばかり知っていて不味い物が解らんようでは駄目だ」と...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...近来支那を悪く言う者はよほど通人のようになっているが...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...「あの腰付(こしつき)を御覧なさい」と村での通人(つうじん)仁左衛門さんが嘆美する...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...山の通人にもあるのか知ら...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから最近に面(かお)を見せた山の通人――ともかくも...
中里介山 「大菩薩峠」
...通人がお角さんを説きつけたものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...よた村なにがしと通人が名乗ったのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...何となればだ、今の徳川の旗本にはあれだけの男を産み得られないのだ、智者はある、通人はある、アクは抜けている、だが、今の徳川旗本にはあの蛮勇がない、勝(かつ)のような滅法界の智者はいる、山岡鉄太郎がどうとか、松岡万(まつおかよろず)がこうとか、中条なにがしがああのと言うけれど、皆、分別臭い、問答無用でやっつける奴がいない、皆、利口者になり過ぎている、原始三河時代の向う見ずは一人もいないのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...決して通人だけにわかるような主観的なものではなく...
中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」
...通人(つうじん)から耶蘇(ヤソ)孔子(こうし)釈迦(しゃか)を見れば全然たる狂人である...
夏目漱石 「野分」
...通人大名になりすましていたのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...侍や通人は徹底的にやっつけたこと...
野村胡堂 「平次と生きた二十七年」
...昭和の大通人になるのですって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...蕎麦は硬い方がよいなどと通人のような「キザ」なことをいって...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...ここに武人の徳以外に普通人や文民の勇気...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...栄養も普通人より良好らしく見えた...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...普通人の普通でもある場合だった...
吉川英治 「新書太閤記」
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